モンハンストーリーズ2では、オトモン遺伝子のデバフ技として、攻撃&防御ダウンの「古龍の咆哮」、攻撃ダウンのみダウンの「王者の咆哮」、防御のみダウンの「ブレイククラッシュ」などがあります。
ですが、攻撃対策は「回避のメロディ」、与ダメージアップは「裂傷」が優先されるため、あまり利用する機会がないのですが、ミラボレアスは終盤全体2回行動で回避メロディだけで防がなかったり「裂傷」に耐性を持っていますので、こうしたステータスダウン系のデバフ技が活躍する場面があるかもしれません。
今回は、これらのデバフ技のダメージ増加量や軽減率について検証しましたので紹介致します。
「防御ダウン」デバフ検証
「防御ダウン」デバフ検証防御ダウン遺伝子比較
遺伝子名 | 属性 | 絆量 | 対象 |
---|---|---|---|
①ヘルブレイカー (ブレイク遺伝子【特大】) |
S | 22 | 鏖魔ディアブロス |
②古龍の威圧 (威圧遺伝子【特大】) |
40 | クシャルダオラ | |
③ブレイクホーン (ブレイク遺伝子【大】) |
S | 22 | キリン亜種 |
「防御ダウン」効果のある主な遺伝子として上記3つを比較してみました。
いずれも遺伝子最大強化すると「付与率中アップ」されますが、基本部分の付与確率と防御ダウンの幅は3種とも異なります。
「古龍の威圧」は全体技で攻撃ダウン特性もあるので他の2つに比べ絆消費量も大きく、また技自体にダメージはのりません。(※攻撃ダウン特性部分は後述します)
これらの遺伝子(最大強化後)の防御ダウン後のダメージ量(倍率)について見ていきたいと思います(⑅•ᴗ•⑅)♪
今回もいつものガムートになりますが、基本ダメージ量と各防御ダウン後のダメージ量比較は「キラータックル」(バフ・クリティカル・真向無)の(↑)「908」を基に見ていきます。
「防御ダウン」デバフ検証「ブレイクホーン」使用後の与ダメージ
先ずは、キリン亜種から継承できる「ブレイクホーン」(付与率中/防御力ダウン)を使用しました。
防御デバフ後の「キラータックル」のダメージ量は「922」となりました。
ダメージアップ倍率は約「x1.016」程度です。
「防御ダウン」デバフ検証「古龍の威圧」使用後の与ダメージ
次は、クシャルダオラから継承できる「古龍の威圧」(付与率高/全属性防御力中ダウン)を使用しました。
防御デバフ後の「キラータックル」のダメージ量は「920」となりました。
ダメージアップ倍率は約「x1.015」程度です。
「中ダウン」と表記がありますが、先程の「防御力ダウン」より与ダメージ量は低かったです。「防御力ダウン」と「全属性防御力ダウン」で内部数値が違うのかもしれません。
「防御ダウン」デバフ検証「ヘルブレイカー」使用後の与ダメージ
最後は、鏖魔ディアブロスから継承できる「ヘルブレイカー」(付与率低/全属性防御力高ダウン)を使用しました。
防御デバフ後の「キラータックル」のダメージ量は「934」となりました。
ダメージアップ倍率は約「x1.03」程度です。
ブレイクホーンと同じ「防御力ダウン」括りの「高」ダウングレードですが「中」ダウンとそこまで変わりませんでした。
「防御ダウン」デバフ検証「防御ダウン」デバフはいる?いらない?
条件 | 絆量 | 与ダメ倍率 |
---|---|---|
ブレイクホーン (中確率) |
22 | x1.016 |
古龍の威圧 (全属中確率) |
40 | x1.015 |
ヘルブレイカー (低確率) |
22 | x1.03 |
今回紹介しました3種の防御デバフ後の与ダメージ倍率を一覧化しました!
ストーリーズ2における防御デバフはどれも「x1.1」も満たない数値で「パンプアップ(x1.75)」や「裂傷(x2.0)」と比べ防御デバフの与ダメ倍率の恩恵は少ないです。
「無属性遺伝子」は他にも有用な遺伝子が多数あるので「スピードビンゴ成立用にとりあえず入れておく」など特別な理由がない限り優先度は低めで良いかと思います。
防御デバフについては、どれも残念な結果となりましたが、続いては「攻撃デバフ」について見ていきたいと思います(⑅•ᴗ•⑅)♪
「攻撃ダウン」デバフ検証
「攻撃ダウン」デバフ検証攻撃ダウン遺伝子比較
遺伝子名 | 属性 | 絆量 | 対象 |
---|---|---|---|
①王者の威圧 (威圧遺伝子【大】) |
21 | ラギアクルス亜種 | |
②古龍の威圧 (威圧遺伝子【特大】) |
40 | クシャルダオラ |
「攻撃ダウン」効果のある主な遺伝子として上記2つを比較してみました。
いずれも遺伝子最大強化すると「付与率中アップ」され、サイズは異なりますが効果ターン数や全属性ダウン部分は共通です。
こちらの遺伝子(最大強化後)の攻撃ダウン使用後の被ダメージ量(倍率)について見ていきたいと思います。
今回もガムート(下位)で、使用するオトモンは「鏖魔ディアブロス(Lv99/無属性防御580)」となります。
基本となる被ダメージ量です。ガムート(下位)通常時のパワー攻撃(↑)「69」を基に見ていきます。
「攻撃ダウン」デバフ検証「王者の威圧」使用後の被ダメージ
先ずは、ラギアクルス亜種から継承できる「王者の威圧」(付与率中/全属性攻撃力中ダウン)使用後の被ダメージ量です。
ダメージ量は「3」となりました。
ダメージ軽減量は「66」で、5%以下に抑えられています。
「攻撃ダウン」デバフ検証「古龍の威圧」使用後の被ダメージ
続いて、先ほど防御部分で検証したクシャルダオラの「古龍の威圧」(付与率高/全属性攻撃力高ダウン)を使用しました。
ダメージ量は「2」となりました。
ダメージ軽減量は「67」で、こちらもダメージ量は5%以下に抑えられていますが、「中」と「高」でそこまで大きな差異はなさそうです。
「攻撃ダウン」デバフ検証軽減量は減算?比率軽減?
攻撃デバフの軽減量は2つとも大きいのが分かったのですが、これが単純な減算(固定値引き算)なのか、それとも比率軽減なのかちょっと気になったので「竜の拠り地・裏(5層)」にいる「ガムート(上位)」で試してきました!
こちらのガムートは★9の銀峯ガムートに匹敵する耐久力で、下位と違い初手から「アイスランチャー」を使用してきます。
今回は「アイスランチャー」のダメージを基に見ていきます。
ダメージ軽減量を比較しました(※一番左は攻撃デバフ無状態のダメージ量です)
下位ガムートの軽減量と変わってきますが「比率」軽減ですね!
恐らく、相手の攻撃力とこちらの防御力との計算式が前提にあって、そこから攻撃デバフの軽減倍率が乗算されているかと思います。
そして、先程同様「王者の威圧(中ダウン)」と「古龍の威圧(大ダウン)」の軽減量は誤差範囲と見てよさそうです。
「古龍の威圧」は絆消費量「40」もあって多用できないので、入れるなら「王者の威圧」ですね(⑅•ᴗ•⑅)♪
「竜の拠り地・裏(9層)」にいる「ラージャン」でも試してきました。
(※左が「パワーチャージ使用後の真向押し勝ちダメージ」右が「通常攻撃のダメージ量」になります)
ダメージ量はすべて「王者の威圧」使用後のものになります。
裏9層のラージャン(※パワーチャージ後)は真向押し勝ちでも500以上のダメージをくらう強敵なのですが、半分以下に抑えることができました。
「竜の拠り地・裏」や「★9クエスト」など高難度モンスターと戦うときに便利な技です。
強敵と言えば、竜の拠り地・裏のミラボレアスが最後に放つ「超・粉塵爆発」が480~のダメージ量でしたが、今回の攻撃デバフがあれば200くらいまで軽減できそうです。
さらに「精霊の加護」も発動すれば「100」程度まで抑えられそうですね。また、3ターン継続するので、回避のメロディと違ってタイミングを見誤っても安心です。
ただし、ミラボレアスは裂傷や劇毒といった全状態異常に耐性があるので、もしかしたら弱体化関連も無効化の対象になるかもしれません。
(※拠り地の方で試したことなかったので、「10/21」のターンミッションで試してみます)
「超・粉塵爆発」はもちろん、終盤(HP25%以下)の全体2回攻撃もかなり楽になるので期待です。
「攻撃ダウン」デバフ検証「攻撃ダウン」デバフの欠点
「攻撃ダウン」デバフは大変便利ですが、確率付与のため失敗することもあり、その際ダメージもなくターンが終了する点です。
遺伝子最大強化すれば7~8割近く入りますが、さらに確率を上げたい場合は「付与率アップ」遺伝子も入れておくと良いかもしれません。
また、オトモンが火力主体となる場合、パンプアップなどの1ターンをデバフ更新に回すのがもったいない点もあります。ここはオトモンの交代などでカバーはできますが、ターンやタイムミッションの場合は注意する必要があります。
こちらについては、ライダーと共闘パートナーを火力主体として、オトモンはデバフ(サポート役)に徹する戦い方もありますので、パーティ状況によって臨機応変で(⑅•ᴗ•⑅)♪
アタッカーとは別にデバフ(&サポート専用)オトモンを作ってみるのも面白いかもしれません。
今回は、ストーリーズ2の攻撃・防御デバフについて紹介しました。
防御デバフの優先度は低めですが、攻撃デバフ「王者の威圧」は高難度クエストでも活躍できる場面も多いので、デバフ特化オトモン構成を作る際の参考にいただければ幸いです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
バフ技の倍率についてはこちらをご参照ください。
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