PS5で新作モンハンタイトルが出るなら

PS5で新作モンハンタイトルが出るならライズの翔蟲アクションは継承されない

Q:前作『ライズ』から入った“翔蟲”は立体的な動きが可能なうえに、『サンブレイク』ではさらに昇華されています。正直、一度体験してしまったらもう戻れないほど爽快であると感じているのですが、今後のスタンダートになっていくのでしょうか? 現状でどういう位置づけにあるのか、お話いただけますか?

良三さん:いままで『モンスターハンター』に入ってきたアクションは、タイトルごとのテーマに沿って決めてきたものになります。例えば『クロス』のように、どういう遊びをテーマにするのかで、内容は大きく変わってきます。

 タイトルごとのテーマによってどういう要素を入れて、どう変えていくのかが決まるため、今の要素が必ずしも引き継がれていくわけではありません。これまで同様に今後も、タイトルごとの遊びごたえや快適さを追求していきます。

今回のサンブレイク発売前のメディア合同インタビューの内容の中で一番印象深かったのがこちらの「次期モンハンタイトルのアクションに関する方向性」でした。これと同じQAは昨年のIR枠のインタビューでもありましたが今回ので明確化されました。

(↑):ライズのボルボロス防具とワールドのマスターランクボルボロス防具の比較です。

ライズとワールドを比較するとグラフィック性能は、ワールドの方が鮮明ですが、ライズの方は、ポータブルモード対応(Swtich版)、アクション周りの自由度の高さ、そしてローディング時間の短さなどストレスフリーで遊べる改善がなされていました(⑅•ᴗ•⑅)♪

ライズをやった後に久しぶりにワールドをやると「あの段差を疾翔けで登りたい!」と思う時や「被弾した後に癖で受け身のボタン押す」などライズの操作に慣れすぎたことによる、もどかしさを感じることも多々あります。同時に、ワールド独自のアクション「スリンガーやクラッチクロー」も毎回忘れてしまいます…。

それでもワールドは今でも楽しめる作品で、ライズがリリースされてからワールドの売り上げも伸びています。ライズでモンハンはじめられた方でワールドを新規で購入されたユーザーさんも多かったかもしれません(⑅•ᴗ•⑅)♪

と、話が逸れちゃいましたが、

今回のインタビューから次回のメインタイトルではテーマ次第では「翔蟲」によるスタイリッシュアクションは無くなる可能性があります。ですが、この快適操作は次期作でも活かせる場面はあるかと思いますので、また違う形の快適なアクションが入ってくるかもしれません。

PS5で新作モンハンタイトルが出るならPS5のモンハンとPS4への対応は?

PS5で新作モンハンタイトルが出るなら:PS4へのモンハンタイトル対応は?

そんなモンハンメインシリーズですが、サンブレイクリリース後の次期タイトルの対応ハードなどが気になるところです。

(↑):過去に別の記事でも紹介しましたが、PlayStation5対応ゲームの各国クリエイター代表が紹介された際に、FF14などで有名な「吉田直樹」さんの他、モンハンプロデューサーの「辻本良三」さんもクローズアップされていました。

こちらはモンハンライズの製品情報が出る前でしたので、ライズ&サンブレイクがリリースされる、その裏で、ワールドでディレクターを務められていた、藤岡さんや徳田さんを中心に「PS5」による次期モンハンメインタイトルも着々と開発が進行しているかもしれません(⑅•ᴗ•⑅)♪
ライズ本編Dの「一瀬」さんもそこへ合流(?) または新しいポータブル対応版の着手でしょうか。

もし次期タイトルが「PS5」でリリースされた際の「PS4」との互換性ですが、先日発表された「バイオハザード:RE4」から「PS4」の対応ロゴが消えています。

また、カプコンさん以外のゲームタイトル:例)2023年夏発売予定の「FF16」などを見ても「PS4」は対応されていません。
いつまでも古いハードに合わせていると、そこに対するサポートにリソースを割かれたり、実現できることも限られてきますので業界全体でそういう流れになっていきそうですね。

ですが現状PS5の価格は高騰していますので、こちらがリリースされるくらいまでにハードの供給量も落ち着いていると良いですね。

PS5で新作モンハンタイトルが出るならSTEAM版(PC)という選択?

タイトル 対応機種 リリース日
モンスターハンター
:ワールド
PS4
PC
2018/1/26
2018/8/10
モンスターハンター
:ワールド
:アイスボーン
PS4
PC
2019/9/6
2020/1/10
モンスターハンターライズ NS
PC
2021/3/26
2022/1/13
モンスターハンターライズ
:サンブレイク
NS
PC
2022/6/30

モンハンだけでなく、今年多くの配信者さんがプレイされていた「エルデンリング」をはじめ最近のゲームは各国同時リリースであったり「STEAM(PC版)」を含むマルチプラットフォーム対応のタイトルが多いです。

モンハンタイトルにおいても「ワールド、ライズ、ストーリーズ2」を含め「STEAM(PC版)」もリリースされていて「ストーリーズ2とサンブレイク」についてはスイッチ版と同日リリースになっています。

それを考えると、高性能なゲーミングPCを1台購入しておけば、PS/NSどちらのハードに転んでも遊べるといった考え方もできます(⑅•ᴗ•⑅)♪ 配信をメインにやられる方だと特に便利です。

ただ、サンブレイクは大型拡張アップデートで、ライズ本編の時のようにSTEAM版のリリース時期がメインハードに比べ遅れることもあるため、リリース後すぐに遊びたいという方はPS/NSといったメインハードで追いかけた方が確実かもしれません。結局両方買っちゃいますが(*´︶`*)

異なるプラットフォームによる制約など難しい面もあるかもですが、次期作でSTEAM版もリリースされるなら「クロスプレイ・クロスセーブ」といったメインハードとのセーブやマルチプレイの互換性があると良いですね(⑅•ᴗ•⑅)♪

PS5で新作モンハンタイトルが出るなら6月23日(木)の定時株主総会開催

PS5で新作モンハンタイトルが出るなら:6月23日(木)の定時株主総会開催

最後に、カプコンさんの「定時株主総会」開催日程の情報です!

今年も郵送で「議決権行使書」や「連結計算書類の冊子」(貸借対照や損益計算書記載)をいただいたのですが、「第43期定時株主総会」は、2022年6月23日(木) 朝10時~に開催されます。
(※昨年同様新型コロナウイルスの感染予防の一環でハイブリッド参加型バーチャル株主総会=リモート参加対応です)

毎年踏み込んだ質問をされる方が多く、アイスボーンのアップデート期間~ライズの新作発表前の時は「次期タイトルリリースなどのご予定は?」といった質問に対し「スイッチでカジュアルタイプのモンハンを制作中です」といった回答があり、その3か月後に「ライズ」と「ストーリーズ2」の新作情報がオープンとなりました。

もしかしたら、公開可能な範囲で次期タイトルの断片情報などもでる(かも?)しれません(⑅•ᴗ•⑅)♪

※当日ライブ視聴をしたいのですが、月末納品予定(絶賛対応中案件)のクライアントさんMTGと被るため今年は参加できません…(*˃ᗝ˂*)

(↓):参考までに、2022年3月24日開催の「オンライン個人投資家説明会(QA)」の情報について引用紹介致します。
(こちらはカプコンさんのIRサイトでオープンにされている情報です。画像はフリック操作で切り替えできます。)

  • Q:新作ゲームのリリース予定を教えてください。
    A:主なタイトルとして、2022 年 6 月 30 日に『モンスターハンターライズ』の超大型有料拡張コンテンツである『モンスターハンターライズ:サンブレイク』の投入を予定しています。更に 2023 年には新規 IP である『プラグマタ』、『エグゾプライマル』を投入予定です。加えて、『ストリートファイター6』の開発を進めており、同作については、2022 年夏に続報を発表する予定です。引き続き、業績の成長に向けて、新作を安定的に投入していきます。
  • Q:『プラグマタ』、『エグゾプライマル』以外にも新規 IP の開発を進めているのでしょうか。
    A:今後の投入予定について具体的にお伝えできることはありませんが、新規 IP の創出は、当社の長期での安定的な成長において必要であり、基本的なスタンスとして開発リソースの内 10~20%を新規 IP の開発に振り向けています。足元では、デジタルシフトによるグローバル展開による成長を見越し、「モンスターハンター」や「バイオハザード」、「ストリートファイター」といった既存 IP に軸足を置いてはいるものの、5 年、10 年先の成長に向けて新規 IP 創出に向けた投資を継続していきます。
  • Q:メタバースが注目されていますが、対応方針を教えてください。
    A:現時点では市場の動向を注視しながら、タイミングを見極めている段階です。コンテンツプロバイダとして強力な IP を保有している当社の場合、メタバースのような新サービスに対しては、市場に根付き一定のユーザーニーズが確認できてから本格参入することが、収益の最大化と効率化につながると考えています。
  • Q:2022 年 3 月期の計画において、営業利益率が 42%と高い要因を教えてください。
    A:当社の中核事業である家庭用ゲームビジネスにおいて、販売形態の中心がパッケージからデジタルでのダウンロード販売へ移行していることが大きな要因です。デジタル販売により、流通マージンをはじめとする様々な コストが軽減することで収益性が向上しています。10年前のデジタル販売比率は1桁でしたが、現在では売上高で約 70%、販売本数で 80%超にまで伸長しています。
  • Q:家庭用ゲームは、将来的にダウンロードのみの販売になるのでしょうか。また、それはいつ頃でしょうか。
    A:家に居ながらにしていつでも手に入る利便性の高さなどから、ダウンロード販売の比率は今後も上昇していくと思われますが、コレクター向けの限定商品やプレゼント需要などを考慮すると、9割が当面の上限と考えられます。デジタル比率の上昇に向けては、ユーザーの皆様の選択が重要だと考えており、今後の推移を注視していきます。
  • Q.『ストリートファイター6』を発表しましたが、同シリーズの今後の展望を教えてください。
    A:詳細は 2022 年夏にアナウンスを予定しているため現時点で具体的にお答えできることはありませんが、格闘ゲームファンのみならず、より広範に支持をいただけるコンテンツにしたいと考えています。『ストリートファイターV』のプレイヤーがスムーズに移行でき、e スポーツでの活用においても観戦する方々がより盛り上がれるよう、ゲームと e スポーツとの両軸で楽しめるコンテンツとして開発を進めています。

メタバースへの展望など興味深いワードも飛び交いましたが、この流れですと今回はモンハンタイトルよりも「バイオハザード:RE4」や「ストリートファイター6」など次期タイトルの方に注目が集まるかもしれません(⑅•ᴗ•⑅)♪
2024年がモンハン20周年の年ですので、そこに合わせて新作発表などがあるかも。

時期尚早なところはありますが、もしモンハンタイトルに関する新着情報が発表された際は4Gamerさんや電撃オンラインさんをはじめ大手メディアサイトさんで情報が出ると思いますのでそちらを参照したいと思います(ू•ᴗ•ू❁)♪