モンハンライズサンブレイク公式ツイッターにて新規企画『サンブレイク』アナザーストーリー」がはじまりました。

11月11日に公式投稿された最新タイトル第7弾は、
「王国を護る者」
です。ガレアス提督とアルロー教官の過去の話し(ハンターの資格を得る部分など)について語られています。

スマホ端末だと少し読みにくい部分もあるためデバイステキストも起こしてみましたので公式SNSさんより引用紹介致します(୨୧ ❛ᴗ❛)✧

サンブレイクアナザーストーリー

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サンブレイクアナザーストーリーVol7「王国を護る者」

サンブレイクアナザーストーリーVol7:王国を護る者」 サンブレイクアナザーストーリーVol7:王国を護る者」①

故郷…いや、「故郷跡」とでも呼ぶべきか。
メル・ゼナの急襲で滅びちまった、城塞都市の廃墟――。滅亡から数年が経って、俺と、 同郷で親友のガレアスは、共にこの変わり果てた故郷を訪れていた。
故郷を追われ、王都に保護されその後、俺とガレアスはひたすら訓練に励んで、つい最近ハンターの資格を得た。
その目的のひとつは、モンスターが棲み着いているという この故郷をもう一度見るため…。
そうして、ようやく目にした光景は、予想以上にひどいものだった…というわけだ。

「いつか、故郷の再生を…なんて思ってたが、ここまで完膚無きまでに破壊されちゃあ、 叶わぬ夢だな」
俺の言葉に、隣にいたガレアスが、大剣を収めつつ頷いた。
「……その事実を受け入れるため、覚悟を決めてここに来た。あきらめが付いて、すっきりした気分だ」
故郷が滅びたとき、俺たちはまだ小さな、ひとりじゃ生きていけないガキだった。王都に保護され、 お互いにハンターの資格を取って、今はその先の道を模索している。
故郷の復興が無理だと確信した今、進むべき道はどこにあるのか。

「おい、ガレアス。こいつはどういうことだ?」
俺は、ガッチリと閉ざされた王都の門を前に、親友に尋ねる。
「……わからん」
珍しくガレアスの表情に困惑が見えた。
「……ここのみならず、王都の門がことごとく閉じられている…ということは」
「非常事態か」
俺たちは武器に手をやって警戒する。
メル・ゼナが再び来たか? それとも、他のモンスターか。
いずれにせよ王都が封鎖されていることは何か事件が起きたということだ。
「あれれ? ガレアスさんにアルローさんじゃん!何してんです!」
間の抜けた声が上から降ってきた。目をやると、閉鎖された城門のてっぺんから、竜人の男が こちらを見下ろしている。その顔には、見覚えがあった。
「……バハリか」
ガレアスが見上げつつ言う。
王国の研究員、バハリ。
モンスターのことになると直情径行になる変わり者だが、とにかく 頭が切れるということで王都に重宝されている。
俺たちより同じくらいの年齢に見えるが、竜人は長命なので実際のところはよくわからない。
「バハリ! こりゃあどういうことだ!」
俺はバハリに向かって声を張り上げる。
「疫病ですよ、疫病! お二人がいない間に、バタバタと人が倒れてましてね!」

サンブレイクアナザーストーリーVol7:王国を護る者」②

「疫病?」 俺とガレアスが同時に声を上げた。王都を開けていた数週間の間に、そんなことが…!
王都もメル・ゼナの襲撃を受けて、まだ復興の最中だ。そこを疫病とは…。
「……我らにできることは?」
「疫病に詳しい医者がこっちに向かってます! 今は密林あたりかと! 早急に迎えに行ってもらえますか? 一分一秒を争うんで、どうぞよろしく!」
それだけ言うと、こちらの返事も聞かずにバハリは城壁の向こうに姿を消した。 おそらく、また誰か倒れたんだろう。
「王都は、第2の故郷だ」
ガレアスが、閉じられた城壁を見上げながら言う。
「故郷を失った我らを手厚く保護して、ここまで大きくしてくれた。今こそ恩に報いたい」
「同意見だな。それじゃ、密林へ行くとしますか」
「ヤベェぞ、ガレアス。これ、どうする…?」
密林に入ってほぼ丸一日。モンスターの襲撃に遭いながらバハリの言う医者を探していたが、一向に見つからない。
そんなときに、相当にヤバイやっと出会ってしまった。
「……まさか、こんなときに限ってラージャンに襲われるとはな」
冷静なガレアスにも焦りが見える。
すでに体力もスタミナも尽きて、それを回復させるアイテムも使い切っている。
「しかも、ずっと金ピカだから…こいつあれだ。「激昂したラージャン』とかいうヤベェやつだ。さすがに、新人ハンターの俺たちがやり合える相手じゃねぇぞ」
ラージャンが雄叫びを上げ、こちらに突撃してくる。
「……逃げるぞ!」
「だよな!」
俺たちはラージャンに背を向け全力で駆け出す。
しかし、「激昂」と名が付くだけに、いきり立っているラージャンは狂ったような雄叫びを上げながら追ってくる。
しかも速い!
「クソッ! しつこい野郎だ!」
やがて俺たちは崖の縁まで追い詰められた。
ラージャンが近づいてくる。
こうなりゃ選択肢はひとつだ。
「飛び降りるぜ!」
這々の体で、キャンプ地に帰還。
テントに入る気力もなく、俺たちはそのまま倒れ込む。
「生きてるかぁ…? ガレアス…」
「……どうにか。しかし…この広い狩り場で人捜しというのは…」
「ああ…思ったより大変だな。もう、あれだ。ここを通過するャッみんなが通るボイントとか

サンブレイクアナザーストーリーVol7:王国を護る者」③

ないかね。そこで待ってた方が確実かもしれないぜ」
俺がそう言い終わるが早いか、突然、背後にあったテントの入り口がひらく。
「おお!」
誰もいないと気を抜いていたので、俺もガレアスも揃っておかしな声を上げてしまった。
「やあ、失礼した。お話の邪魔をしてしまいましたね」
そう言いながら、テントの中から竜人の男が歩み出てくる。
「いや、こちらこそ、いると思わずに騒いで悪かったな。アンタは…?」
俺の問いかけに、男は丁寧に一礼してから口を開いた。
「私は薬師のタドリ。王国が疫病に見舞われていると聞いて、ツキトの都より馳せ参じました」

「タドリが王都に入って間もなく、疫病は解決した。
あっという間に特効薬を作りだしてバハリから絶賛を浴びたが、タドリが言うには
「バハリさんが症状を細かくまとめ、分析してくれていたレポートのおかげです。これがなければ、どれだけ かかっていたことか…」
とのことだった。
こうして、王都を襲った危急存亡の事態は去った。

それから間もなくのこと、
「やあ、ガレアスさんにアルローさん」
バハリが、俺たちを訪ねてきた。
「王都の危機を救ってくれた功績、お二人さんによる ところも非常に大きいと、国王陛下が仰せでしたよ。よっ、お手柄!」
「密林を這いずり回って、キャンプで休んでたら出会っただけだぞ。なあ、ガレアス」
「……恥ずかしい話だが、そうだな。陸下にほめていただくほどのことは何も…」

戸惑う俺たちに、バハリは真顔になって話し始める。
「―王都のために頑張ってくれた。それだけで功労者でしょ。仮に疫病が収まっていない段階でメル・ゼナがここに来ていたとしたら、無抵抗で滅びていたわけでね…」
「俺の脳裏に、朽ち果てた故郷の姿がよぎった。ガレアスも同じだろう。俺たちをここまで育ててくれた王都までもが、ああなってしまっていいのかー。

「ガレアス提督! 決戦型狩猟船、準備完了ですよ!」
バハリの連絡を受け、ガレアスが頷いて立ち上がる。
――あれから何年経ったか。 ガレアスは提督、俺は教官となって王国騎士を束ねる立場となった。
そしていよいよ、王国を護るための秘密兵器―決戦型狩猟船へと乗り込み、俺の親友が大一番に挑む。
すべては、滅びた故郷の無念を晴らすためだ。
「存分に暴れてきな。ガレアス」
「……ああ。留守を頼むぞ。アルロー」

サンブレイクアナザーストーリーVol6「名探偵ヨモギ!うさ団子を護り抜け!」

サンブレイクアナザーストーリーVol6:「名探偵ヨモギ! うさ団子を護り抜け!」 サンブレイクアナザーストーリーVol6:「名探偵ヨモギ! うさ団子を護り抜け!」①

カムラの里を災禍から救った「猛き炎」が、オトモ広場にある港から観測拠点エルガドへと旅立った、まさにその日―― 集会所に戻ったアタシは、受付嬢のミノトさんが抱えていた書類整理を手伝っていた。
「申し訳ありません、アャメさん。上位ハンターのあなた様に、このような雑務を…」
心底申し訳なさそうにミノトさんが言う。
「ハンターって言ってもまだ復帰してないし、このくらいおやすい御用だよ」
狩猟中に大ケガをしたアタシは、逃げるように故郷であるこの里に戻った。捨て鉢になって無為な日々を過ごしていたそのときに襲来した、百竜夜行―「猛き炎」を中心に、里の皆が一丸となってこの災禍に立ち向かう姿に勇気をもらって、アタシは今、狩り場への復帰を目指している。
ミノトさんは、その決意をするまでの間、 献身的にアタシを気遣ってくれていた。
だからー。
「このくらいのお手伝いなら、おやすい御用だよ」
―と、そのときだ。
「ない! なくなってるよね!」
集会所の外から、茶屋のヨモギちゃんの切羽詰まった叫びが聞こえてきた。
騒ぎを聞きつけて、茶屋の前には里の皆が集まっている。
「臼と杵が、なくなってるの。今朝まではあったんだけど」
里長に何事か問われたヨモギちゃんは、困り果てた表情でそう答えた。
臼と杵。茶屋のシラタマちゃんとキナコちゃんがいつも使っている餅つき道具一式か。
「港へ見送りにしている間になくなった…ってこと?」
オトモ雇用窓口のイオリくんの言葉に、祖父である加工屋のハモンさんが首を捻る。
「しかし、さほど長い時間ではなかったはずだ。しかもあの時は、里の衆が総出だった」
里の誰も、心当たりがないようだった。
「やむを得ぬな」里長が顎を撫でて思案している。
「臼と杵については捜索しつつ、 新しい物を一式揃えるしかなかろう。ハモンよ、どの程度かかる?」
「ざっと一ヶ月」
「い、一ヶ月!?」
ヨモギちゃんが目を見開いた。
「そんなにかかっちゃうの!? だって、あれそっくりの武器とか、ハモンさん、一瞬でつくれるのに!」
「武器はあくまで模倣品だ。本物は、うさ団子の効能を高めるために近辺では採れぬ希少な木を使う。
ゆえに、調達にそれだけ時間を要するということだ。許せヨモギ」
ヨモギちゃんはそれを聞いて、その場にへたりこんでしまった。
素早く、カゲロウさんがヨモギちゃんに駆けよってその身を支える。
……なんかカゲロウさんって、ヨモギちゃんにやたら過保護じゃない? まあいいけど。

サンブレイクアナザーストーリーVol6:「名探偵ヨモギ! うさ団子を護り抜け!」①

「ここのうさ団子も、集会所のうさ団子も、あの臼と杵で作ったのが材料になってるから…
出来上がるまで茶屋がひらけないよ…」
ヨモギちゃんの言葉に、里の皆がざわついた。
「ヨモギちゃん…。今、なんて…?」
ヒノエさんが、歩み出てヨモギちゃんに尋ねた。表情は笑顔を保っているが、顔色が風神龍と共鳴したときよりも真っ白になっている。 え? 何? そこまで重大な事態?
「ごめんなさい、ヒノエさん……」
ヨモギちゃんもよほど無念なのか、悲哀に満ちあふれた表情だ。
「つくれないの! 臼と杵ができるまでの一ヶ月間!」
「い…いやああああああああ!」
「ヒノェ姉さま!
お気を確かに! ミノトがそばにおります!」
この世が終わるかのような悲鳴を上げたヒノエさんを、必死で抱きしめるミノトさん。
「……待って」
混乱する一同を前に、ヨモギちゃんが立ち上がった。その真剣な表情に、皆が一瞬で静まりかえる。
「臼と杵を、見つけ出すよ。状況を整理して、何があったのか考えてみる」
――あれ、ヨモギちゃんって、こんなに覇気がある子だったっけ。
里のみんなが呑まれてるし、 カゲロウさんにいたっては片膝ついて頭まで下げてる…。
家来かアンタは。
「ハモンさん。港に見送りに行ったとき…里の人は総出だったって言ってたよね?」
「うむ。港に全員が集っているのを見て、「さすがは里の英雄なり」と感慨深く思った。見落としはない」
「誰かお客様が来ていた…とかは? お客様を疑うのはいけないことだけど…」
続くヨモギちゃんの質問に、ギルドマネージャーのゴコク様が答える。
「大社跡でダイミョウザザミが現れたりしてちょっと物騒だったから、安全のため人の往来は止めとるでゲコ。陸路も航路も、両方とも。まあそろそろ解除してもいいでゲコが」
「…じゃあやっばり、臼と杵が消えたとき、この里は無人だった…のかな」
と、そのとき。アタシは思案に耽っているヨモギちゃんの足下に目が行った。
「ヨモギちゃん。何か踏んでない?」
「へ?」
アタシの言葉に、ヨモギちゃんは足下を確認する。
「あ、フクズクの羽だよ。フクズクはよく飛び回ってるから、羽くらいは…」
と、そこで言葉が止まった。
「待って。結構、落ちてる。床と羽の色が似てるのと、桜の花びらに隠れて気づかなかったけど」
ヨモギちゃんは、羽の一枚を手に取り、
「不自然だね。まるでモンスターと争ったかのような…。 だけどモンスターが侵入した形跡はないし…」
と、現場を見回しつつ情報の整理を始めた。
「里の英雄をお見送りに行っている間に消えた、臼と杵。
陸路と航路の封鎖。床に落ちていた、
「何か」
と争ったと思われるフクズクの羽………。導き出される答えは―」
そこまで聞いて、私の脳裏に、ある人物の姿が浮かんだ。それは、ヨモギちゃんも同じだったらしい。

サンブレイクアナザーストーリーVol6:「名探偵ヨモギ! うさ団子を護り抜け!」①

二人同時に翔蟲でたたら場を翔け上がり、てっぺんから猛き炎が旅立った航路に目をやる。
すでに、猛き炎を乗せた船は見えない。
―しかし。はるか先に小さく、船が行った航路をゆくウツシ教官の姿が見えた。倒した臼に乗り、杵で漕いで、 ずんずんと海上を進んでいる。
アタシとヨモギちゃんは顔を見合わせて、お互いに引きつった笑顔を浮かべた。
なに考えてんの、あの人…と、たぶん同じ事を考えながら。

「愛弟子を見送った直後にですね、新しい狩猟技術ができまして。『疾替え」というものなんですが。 それをですね、一刻も早く愛弟子に伝えたいと…。
しかし航路が封鎖されていて船が使えない。結果、あのような行動に出てしまったわけですね」
ゴコク様によって封鎖が解かれ、厳重に繋がれていた船が解放された。
それで、一番スピードが出るロンディーネさんの交易船でウツシ教官を追跡し、捕獲。 里に連行して、現在、尋問がおこなわれている。
尋問をしているのはロンディーネさんだ。
ウツシ教官はその正面ですっかりしょげかえって正座して、おかしな口調で弁明している。
「なるほどな。愛弟子を思うがゆえの行動であった、と。貴殿のその思いは情状酌量に値するが、結果、茶屋の運営がストップするという実害を出しかけた!」
「はい! まことにすみません!」
「皆が止めなければ、貴殿は、臼に乗って杵で漕いでエルガドまで……行けていたね! たぶん!」
「はい! 自信はありました!」
そのあたりで、必死に笑いをこらえてやり取りを聞いていた里の皆の我慢が限界に達した。
誰も彼も…気がつけば猛き炎がいなくなった寂しさも忘れて大笑いである。
「もういい! もういいよ! ロンディーネさん! 笑いすぎてお腹が痛いよ!」
ヨモギちゃんは、笑いすぎて涙まで流している。
ヒノエさんとミノトさんはクスクスと笑いながらウツシ教官を立たせてあげた。
「茶屋に影響は出ませんし、ウッシ教官にも悪気はなかったのですから、万事解決でよいでしょう。ねぇ、ミノト?」
「まあ…。ゴコク様がもう少し早く航路を解放していればこういうことにもならなかったわけですし―」
「ワシのせいでゲコか」
「どうも皆さま! ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでしたぁぁぁ!」
響くなぁ、ウツシ教官の叫び声って。
こうして、ウツシ教官は無罪放免となって、間もなくロンディーネさんから小型の蒸気船を借りてエルガドに向かった。
エルガドでの異変の解決は、まだこれから。
「猛き炎」
アタシにそうしてくれたように、その燃え盛る心の焔で、王国の人たちを勇気づけてあげてね。

サンブレイクアナザーストーリーVol5「カムラの里―五十年前―」

サンブレイクアナザーストーリーVol5:「カムラの里―五十年前―」① サンブレイクアナザーストーリーVol5:「カムラの里―五十年前―」②

カムラの里は、災禍によって蹂躙された。
まだ夜の闇は深い。そこに次々と灯火が掲げられ、散々に荒らされた里がハッキリと輪郭を顕わす。
避難先から戻ってきた里の衆は、変わり果てた故郷に絶望し、悲嘆するばかりだった。
俺は、里長から託された防衛を成し遂げることができなかったのだ。

「おい、フゲン」

共に百竜夜行に立ち向かったハンター、ハモンが、たたずむ俺に声をかけてきた。
災禍と共に現れた怨虎竜マガイマガドをひとりで相手していたため、ご多分にもれずハモンもボロボロではあるが、里の娘たちが持て囃す美男ぶりは変わらない。
…と、ハモンは座り込み、図面を広げて見せた。それは、砦の設計図であった。
「この砦があれば、次は退けられる。……フゲンよ、いつまでもうなだれるな。
今ここから、次の再来に備えるんだ」 恐るべき男だ。一族が加工屋という出自ゆえか、災禍に襲われ、怨虎竜と激闘を繰り広げながらも、すでに「砦による防衛」という次の策を描いていたのだ。
「おう、小僧ども。揃っとるでゲコな」
荒廃した集会所から、ゴコク殿が出てくる。
俺やハモンが生まれる前からカムラの里にいる竜人のハンター。すでに老境に達しつつあるが、その狩猟の凄まじさを、俺は未だに言葉で表現できずにいる。そのゴコク殿をもってしても、百竜夜行の大波には抗えなかった。ボロボロになった防具がかえって邪魔だったようで、軽装に戻っておられる。
「水を浴びて汗を流してきたでゲコ。頭も冷えて、一石二鳥でゲコな」
ずっと厳しい表情だったゴコク殿が、いつものような笑顔に戻った。
「ギルドに連絡して、被害を報告と、復興に必要な人手を確保しといたでゲコょ」
「砦の建造に必要な人手はどうです」
「ハモン、気が早いでゲコ。まず里の復興が先。んで、それが終わったら、その人手の中から希望者を募って砦の建造…でゲスね」
当然の結論であるが、それを聞いたハモンは「急ぎたいのですが…」と溜息をついた。
「ホッホッホ。何を慌てる必要があるでゲコ。
お次は五十年後。時間はたっぷりあるでゲコ」
――ああ、俺は何をひとりで落ち込んでいたのか。
最前線にいた狩友ふたりが、すでに 先のことを考えている。俺も動き出さねばならんのだ。
と、里の衆の「えいっ」「とうっ」という威勢のいい声が聞こえてきた。
見れば、それぞれが思い思いの武器を持って、素振りや立ち回りの練習をしている。
誰も、ハンターではない。これは、何ごとか。
「いいぞ! いい感じにできてる!その意気だよ!」

サンブレイクアナザーストーリーVol5:「カムラの里―五十年前―」③

覇気がこもった少女の声は、里の衆の雄叫びをかき消さんばかりに大きい。
「ソラネではないか。なぜ、皆に訓練を…?」
ソラネは、里の娘だ。まだ十歳になったばかりの幼い娘だが、俺が譲った双剣を掲げ、 「将来はハンターになる」と日々訓練に励んでいた。狩猟の才能は、誰もが認めるところだが―。
「フゲンの兄ちゃんがどうして私を連れて行かなかったのか、まだ納得してない!」
訓練の意図を尋ねた俺たちに、ソラネはまったく筋違いの答えを叩きつけてきた。
「幼い。それにオマエはまだハンターではない。何度も言って聞かせただろう」
俺に代わってハモンが答える。血気盛んなソラネの制止は、冷静沈着なハモンの役目だ。
「里を護るのはハンターの役目だ。才能があろうと、そこを変えるわけにはいかない」
「里の危機にそんなことに縛られてさ! その結果がこれじゃんか!」
何か言い返そうとしたハモンだったが、ハッと言葉を飲み込んだ。
ソラネの頬を、大粒の涙がこぼれ落ちているのに気づいたからだ。
「百竜夜行は数多のモンスターの襲来でしょ! 里を護るためにみんなで立ち向かって、 何がいけないの!?」
「グゥの音も出んでゲコ…」
ゴコク殿が再び神妙な顔になった。
たしかに――。記録に残る百竜夜行であれば、自分たちで護りきれるという計画だった。
しかし今回は、規模が予想より大きく、長く続いた。
俺たちは疲弊し、そこへ怨虎竜の乱入…。
計画は破綻し、この結果を招いたのである。
「……オマエの言い分はわかる」
俺は、手にした布でソラネの涙をそっと拭いつつ言った。
「しかし、俺たちは里の皆を傷つけたくなかった。犠牲者を出したくなかったのだ。絶対にな」
「……里の人に、ケガ人すら出さなかったフゲンの兄ちゃんたちはすごいと思う」
ソラネは俺から布を奪うと、涙をガシガシと拭く。
「だけど。次に百竜夜行が来たら、これ以上かもしれないでしょ? そのときも、ハンターだけで立ち向かうの?」
「砦を築く」 ハモンが答えた。
しかしソラネは止まらない。
「その砦を、何人のハンターで護るの? …結局ハンターだけじゃ、百竜夜行はどうにもならない。 だったら、立ち上がるべきなのは――」
「俺たちだ!」里の衆のひとりが声を上げた。
その声をキッカケに、ソラネに武器を教わっていた 里の衆たちが次々と声を上げ始める。
「ハンターでなくても、自分の故郷を護るために武器を取るのは、間違っちゃいないはずだ!そうだろ、フゲン!」
「みんなで護るんだ! 自分や、自分の家族や、仲間たちの命を!」

サンブレイクアナザーストーリーVol5:「カムラの里―五十年前―」③

里の衆たちの闘志が、熱風のように俺にぶつかってくるのを感じた。
そしてその先頭にいるのは、年若い少女――ソラネである。
仁王立ちだったソラネは、里の衆たちの歓声が収まると、俺に頭を下げた。
「生意気ばかりを言ってごめんなさい。でも…たたら製鉄のおかげで、この里のみんなは 武器の扱いに慣れてるから…。だから、ハンターでなくても、百竜夜行に立ち向かえる仕組みを 里長とフゲンの兄ちゃんに考えてもらいたいの。もうこんなこと、繰り返したくないから」
――この災禍を終わらせるためのやるべきことが、ソラネのおかげでハッキリと見えてきた。
「ソラネ、よくわかった。里長には俺から話を通しておく」
俺はソラネの頭を上げさせ、その目を見据えて言った。
「よければ俺も、オマエと一緒に里の皆を訓練させてくれ。望む者には惜しみなく、里を護る力を伝えたい」
それを聞いたソラネの表情が、みるみる活気に満ちていく。
「うん、わかった! でもそのためには、私、もっともっと強くなって、フゲンの兄ちゃんたち みたいな一流のハンターにならないとね! あと、百竜夜行を私と一緒にぶっ飛ばしてくれるような、 強いハンターも育てたい!」
「ハンターを育てるなら、ギルドから教官の資格をもらわんといかんでゲコょ」
ゴコク殿の言うとおり、ソラネがハンターを育成するというのであれば、まずはハンターとなって、その後さらに『教官」としての資格を得る必要がある。
決して楽な道ではない。
「上等!」
夜が明け、山裾からの朝日がソラネの不敵な笑みを照らす。
ソラネは里の衆の方に振り返り、 愛用の双剣を高々と掲げ上げた。
「よぉし! みんな、今日からこのソラネの「愛弟子」だぁー! まずは食事と睡眠!元気をつけたら早速、訓練開始だよ!」
おぉ!! と、里の皆が武器を掲げ上げる。
「次の百竜夜行は、一頭も里には通さない!みんな、気焔を上げまくれぇー!」
燃え上がるソラネの意気に呼応して、里に、希望の灯火が次々と上がっていく。
「気焔…まさしくそれだな。俺たちの心の焔で、災禍から里を解き放つ…!」
ほむら
俺は昇ってく太陽に届けとばかりに声を上げた。

「気焔万丈だ!」

サンブレイクアナザーストーリーVol4「姫みこ様へ」

サンブレイクアナザーストーリーVol4:「姫みこ様へ」① サンブレイクアナザーストーリーVol4:「姫みこ様へ」②

突然の文を、お許しください。 こたび、このカゲロウの故郷――「ッキトの都」の終焉について、 あなた様に知っていただく時が来た…と思い至り、筆をとりました。
なにゆえ、突然にそのような文を――と思われるかもしれませんね。 しかし「いつか伝えねば…」と、常々考えていたのです。 猛き炎の奮迅によって、カムラの里はついに百竜夜行の災禍より解き放たれ、怨虎竜も 退けることができました。
あなた様は、その過程でとても成長なされた…と、まことに勝手ながら拝察しております。
ゆえに今こそ、と決意した次第。

それがしは、ご存じの通りカムラの里の出身ではなく、これからお話しする、ツキトの都という地で生を受けております。
そして、都を治める「ミカド」 に忠誠を誓い、お仕えするハンター…「家臣」
と呼ばれる存在でもありました。
ミカドは、わずか十四歳の少女でありながら、亡き父君のあとを継ぎ「ミカド」となられました。
竜人のそれがしから見れば、都を背負うにはそれはそれは小さな背中でございます。
ゆえにそれがしは、先代と同様、粉骨砕身の覚悟でもってミカドを支えてまいりました。

立派に為政者としてご成長なされたミカドは、二十歳の折、隣国に住まうそれは見目麗しく心優しい貴族と恋に落ち、ご結婚が決まりました。
その、婚礼の儀の前のことです。それがしはミカドから、「あなたに亡き父の代理として 参加して欲しい」と、あまりに畏れ多い言葉を賜ったのです。
たまわ」儀式に臨まれるミカドの姿に、先代よりお仕えしてきたそれがしは、まことの父のような心地となり、喜びとも寂しさともつかぬ涙が止まらなかったことを、よく覚えております。

やがて、ミカドはお子をお産みになられました。 次のミカドとなられるその赤子は、玉のように美しい姫みこ様でございました。
ミカドが抱かせてくださったみこ様が、ふわりとそれがしにほほえみかけてくださったそのときも、それがしは年甲斐もなく滝のように涙を流したものです。
そうして、姫みこ様が生まれて二ヶ月ほど経った頃です。

サンブレイクアナザーストーリーVol4:「姫みこ様へ」③

突如として都の上空に、鉛のように重々しい暗雲が立ち込めました。
辺りは朝方だというのにまるで夜のように真っ暗となり…。
ー「大いなる災い」が訪れたのです。
災いの龍は、顕現した神が如く天上にあって、ただ悠然と舞うのみ。
しかしその舞がもたらす風は、 都をみるみるうちに滅亡へと導いていく…。
それがしはミカドと、姫みこ様のところへ向かいました。
しかし、館はすでに崩れ落ち、ミカドも、ひどいケガを負っておられました。
「この子を連れて逃げて! この子を護って!」
ミカドは、姫みこ様をそれがしに託され…やがて、大いなる災いに飲み込まれてしまいました。

故郷を、ミカドを、すべて灰燼に変えていく憎き龍。
ただ怒りに支配され、捨て身で挑もうとしたそのとき、抱いていた姫みこ様がそれがしの頬を撫でて、あの日のようにふわりとほほえみかけてくださったのです。

ミカドより託された、この姫みこ様の笑顔を護らなければならない。

それがしは、消えゆく故郷を背に駆けました。大いなる災いは容赦なく、それがしにも攻撃を加えてきます。
かの龍に触発され、暴れ回るモンスターにも身を裂かれ、骨を砕かれ…
命の灯火が消えゆくのを感じながらも、剣を振り回しながらひたすらに逃げ続けました。
たとえこの身が八つ裂きにされようとも、胸に抱いた小さな命だけは助ける…。

どれほどの間、歩き続けたでしょうか。

「まあ!なんてひどいケガ…!
ミノト、急いでゼンチさんの所へ!」
「ヒノエ姉さま!この方、赤ん坊を抱いておられます!」
「我が身を盾に…無傷で護り抜いたのですね…。お助けしなければ…!」
たどり着いた人里で、姫みこ様をお救いできた喜びと安堵の中で、それがしは長い眠りにつきました。

どうにか一命を取り留めたそれがしは、都での名を捨て、「カゲロウ」と改めました。

そして第2の故郷であるカムラの里で、あなた様を見守りながら、こうして生きながらえてきたのです。

サンブレイクアナザーストーリーVol4:「姫みこ様へ」④

姫みこ様。
いえ、ヨモギ殿。
おつらい事実です。お伝えする必要は、もはやないのでは…と、何度も迷いました。
しかし、ヨモギ殿を心から愛し…そしてこれから先も、たくさん、たくさん愛し続けようと思っていたであろうに、叶わず逝ってしまわれたミカドと父君のために―。
その愛を知っておいていただきたく…このカゲロウ、家臣として最後のご奉公のつもりでよみ この文を献上いたします。
そして、もうひとつだけ。 茶屋の紋は、赤子のあなた様を包んでいた布にあった紋をもとにしたものです。
それは、ツキトの都の紋章。都の守り神と崇められている「月に住まう兎」の紋です。
それを包み、護るように、カムラの里の象徴である桜が加えられました。
これすなわち、ヨモギ殿を、カムラの里が家族となって護るという、里長殿、ゴコク殿、そしてヒノエ殿とミノト殿の決意の証。
ゆえに、ヨモギ殿。
あなた様の故郷は、このカムラの里でよいのです。 里の皆が、あなたを護り、育ててくれた家族なのですから。
ただ、あなた様を愛したミカドと父君のことを、もうひとつの故郷があったことを、どうか心に留め置いて頂ければと思います。
我が友・タドリへ。 以上のような文を姫みこ様に献上しようと思っていますが、まだ覚悟がつかずにいます。
今度、カムラの里で再会できたなら、相談に乗ってもらいたく。
同胞よ、会える日を楽しみにしています。

サンブレイクアナザーストーリーVol3「俺の恩人」

サンブレイクアナザーストーリーVol3:「俺の恩人」 サンブレイクアナザーストーリーVol3:「俺の恩人」①

気がつけば、密林の奥の奥まで分け入っていた。
ここはどこだろう? 地図を見たが、該当するポイントがない。
夢中になって進みすぎて、地図の外側まで来てしまったようだ。
こりゃ参ったぞ。遭難でもしたら一大事じゃないか。もう食料もない。
「王国の研究員バハリ、密林の奥地にて白骨死体で発見される!」
―地味だな。逝くならもうちょっと華々しく逝きたい。
と、茂みの先から気配がした。
ガサガサと植物の擦れ合う音が聞こえる。それが風や小動物によるものでないことはすぐに分かった……。
オオオオオオオオ! と、雄叫びを上げながら姿を見せたのは、雷狼竜ジンオウガだ。
しまった、ここはコイツの縄張りだったのか。
ただの研究者である俺に、対抗するすべはない。
最期を覚悟したそのとき…。
「その男」が、姿を現した。
男は、鋭い爪や牙や、ほとばしる雷撃をものともせず轟然と飛びかかり…一瞬で、ジンオウガを制してしまったのである。
|マジかよ、なんて強さだ。
ハンターが狩猟する姿は何度も見てきたが、この俺をもってしても、 ただ「強い」としか形容できないほどに、凄まじい狩りだった。
密林の奥地は夜も更けて――。俺たちは、その場で野宿して朝を待つことになった。
聞けば、
男性は、時折こういった狩り場の奥地を探索して、ギルドへ報告する仕事をしている、とのことだった。

今回のこの場所も、彼がギルドに報告することで地図に追加されるらしい。
だとすれば、俺のように迷う者はいなくなるだろう。ありがたい話だ。
「いやぁ、おかげさまで助かったよ! アンタがいなかったら、俺は今頃、白骨死体への道 まっしぐらだったね!」
恐怖と緊張から解放され、テンションが上がっている俺に、恩人はここにいる理由を尋ねてきた。
「ああ。ここに書いてある鉱石を集めたくて、探してる間に迷い込んじゃったんだ」
俺は、持っていたメモを渡す。メモに書かれているのは素材の数々だ。
なんの材料かと尋ねられ、俺は一瞬言葉に詰まった。
…が、命の恩人の疑問に答えないわけにもいかない。
「プ…プレゼントの材料だよ」それを聞いた男性は、思い人への贈り物かと冷やかしてくる。
「そんなんじゃないさ」 実際に、そうではない。
だが、大切な人への贈り物ではある。
「必要なモンスターの素材は、クエストで依頼してハンターに集めてもらった。
だけど、鉱石もいくつか必要でさ」俺の説明に、相手は首をかしげる。鉱石もハンターに集めさせればよかったのでは? と、 至極当たり前の疑問を投げかけてきた。
「なんかこう…ぜんぶ人任せにするんじゃなくて、俺も汗を流したかったんだよ。
贈り物なわけだし…わかる?」 非効率的なことをしているのは承知の上だ。だけど、思いは伝わったらしい。 何だろうな。

サンブレイクアナザーストーリーVol3:「俺の恩人」②

この人と喋っていると心地がいい。
聞き上手ってヤツかな。俺がお喋りな性分だから、とてもいい気分だ。
そんなこんなで、いつの間にか俺は眠りについていた。


翌朝。地図にもない奥地にいたはずの俺は、キャンプにあるテントの中で目を覚ました。
一瞬、頭が真っ白になる。昨夜のことは、夢か幻だったのか? 軽くパニくっていると、恩人がテントに入ってきた。
よかった、現実だった…。
彼は、少しこの辺りを探索してきた――と、抱えていた大きな袋を俺の前に置く。
その中身は…不足 していた鉱石の数々だった。
だけど、「少し探索した」レベルで揃うものではない。
俺が眠ったあと、ずっと探してくれていたのではないか…。
いや、その前に、俺をあの奥地からここまで、とんでもない距離を運んでくれている。
何だってんだ、この人は! 神様か?
そういえば、何か神々しく見えてきたぞ? 去って行こうとする背中に、俺は尋ねる。
「ま、待ってくれ! せめて、名前だけでも! いつかお礼をしたいんだ!」
男性は振り返り、昨夜と変わらぬ笑顔で、こう答えた。
「名乗るほどの者では、ないでゲコ」

さて、王城に無事帰還した俺は、プレゼントを携えてアルロー教官のもとへと向かった。
「なんだよ、バハリ。今、訓練中だぜ」
出迎えてくれたアルロー教官が、俺が持っていた包みに気がつき首をかしげる。
「何だよそれ」
「プレゼント」
「え、俺に?」
「んなわけないでしょ。俺がどんな理由で教官にプレゼントするんスか」

と、一人の少女が剣を片手に近づいてきた。
「教官。言われた回数の素振り、終わりました!」
かなり激しく剣の訓練をしていたらしく、息が切れ、汗だくだ。
少女は俺の姿に気づき、一礼する。
「バハリさん。お久しぶりです」
「やあ、フィオレーネちゃん」
俺は、持っていたプレゼントを、その少女――フィオレーネちゃんに渡した。
「これ、キミにプレゼントね」 フィオレーネちゃんは目を丸くしてプレゼントを突き返してくる。
「いただけません。いただく理由がありません」
「あるでしょ。キミは俺の命の恩人だ。そのお礼だよ」
少し前。王国の近辺で俺はモンスターに追いかけ回されていた。
そこを、新米ハンターである彼女…
いきさつ フィオレーネちゃんに助けてもらったという経緯だ。
まだ一六歳。だけどその腕はアルロー教官も一目置くレベルで、現在は王国所属のハンター…すなわち騎士になるため猛特訓中だった。
フィオレーネちゃんは戸惑いながら包みを受取り、開ける。

サンブレイクアナザーストーリーVol3:「俺の恩人」③

「おいおい、これは…」アルロー教官が、中身を見て驚きの声を上げた。
「メチャクチャいい剣じゃねぇか…。素材集めるの、苦労しただろう」
「まあ、そこらへんのところは、ね。いろんな人の協力もありつつで」
「このような立派な剣…。私がいただくわけには…」
フィオレーネちゃんは、困ってアルロー教官の顔を見る。
「別にいいんじゃね? せっかくだし、それで狩りまくれよ」
師の言葉に、弟子は少し考えてから、
「…これは、使いません」と言い切った。
あれ、気に入らなかったかな。
「私が初めて、クエストで頂いたお礼です。いつも初心を忘れないために、部屋で一番目立つところに 飾っておきます」
フィオレーネちゃんは、剣を大事に抱いて、俺にほほえみかけてくれた。
「ありがとうございます、バハリさん。本当に…本当に嬉しいです」
笑うとこんなに優しい顔になるのか。
いつも真顔で、笑わない子かと思っていたので、 なんだか得した気分になった。
「ねえ、フィオレーネ。あの剣って、どうなったの?」
――あれから十数年。観測拠点エルガドで、俺はフィオレーネにふと尋ねてみた。
「あの剣とは、どの剣だ」

可愛かったフィオレーネちゃんは、心身共にさらに強くなって、俺はいつの間にかこんなぶっきらぼうな態度を取られるようになった。
成長は喜ばしいけど、少し寂しいこの気持ちって―
娘の成長を見守る父親の気持ちだったりするのかな。
「俺があげた剣だよ。キミがまだ騎士になる前に、お礼であげたじゃん」
フィオレーネの動きがびたりと止まる。
「……ってある」 声が小さくて、聞き取れなかった。
「え、何だって?」
「……ちゃんと飾ってある。部屋で一番目立つところに」
言ってから、フィオレーネは俺に背を向けて足早に去って行った。逃げたな。
だが俺は、覗いて見えた耳が真っ赤になっているのを見逃さなかった。
「あのときの「フィオレーネちゃん」が王国騎士のリーダーになるなんてねぇ」
そして、一緒に王国を護るために協力する関係になるなんて。
でも、あのとき、あの男性が 助けてくれなければ、今この場所に俺はいなかったかも知れない。
フィオレーネと俺を 繋いでくれた剣も、完成しなかったかもしれない。あの人は、いまどこで、何をしているんだろうか…。
王国で起こっている異変の調査は難航していたが、最近、カムラの里から来てくれた英雄、「猛き炎」と、この俺が合流した。
よって、これから大きく前進していくこと間違いなしだが・・
俺もフィオレーネを見習って、慢心せず、初心を忘れることがないようにしよう。
そしてすべてが終わったら…あの人を探し出して、お礼を言いたいね。

サンブレイクアナザーストーリーVol2「チッチェ姫の冒険」

サンブレイクアナザーストーリーVol2:「チッチェ姫の冒険」① サンブレイクアナザーストーリーVol2:「チッチェ姫の冒険」②

「フィオレーネ様、お手紙が届いております」
王城で、女王陸下への拝謁を済ませた私に文が渡された。
妹のロンディーネからの手紙には、風雲急を告げるカムラの里の状況が綴られていた。 災禍、百竜夜行の襲来。
怨虎竜マガイマガドの出現。「風神龍」の出現…。
刻一刻と悪化する状況ではあるが、 カムラの里のハンター「猛き炎」の奮迅により里は意気軒昂であること。
しかし…モンスターが大挙して押し寄せるこの災禍に、小さな里がどこまで耐えられるのか…。
王国として何か援助をしたいが、今は…。
「フィオレーネ!」 私の名を呼ぶ声に、王城の回廊で思案にふけっていた私は我に返る。
見上げれば、吹き抜けになっている通路の上階から、第一王女であるチッチェ姫が手を振っていた。
「少々お待ちください!」と、階段を降りてこられる。
腰まで届く長く艶やかな栗色の髪が、動く度にふわふわと弾む。丈の長いドレスが 動きにくそうで、姫はスカートの裾をたくし上げて必死のご様子だった。
「走っては危険ですよ!どうなされたのです、チッチェ姫」
「あなたも、観測拠点に向かうと聞きました。そこまで、状況は深刻なのですか?」
―王国を縄張りとしていたモンスターに、このところ不穏な動きが増えている。

縄張りを超えて、外へ外へと向かおうとしているのだ。
この侵出はモンスターの生態系を 変えかねない事態…。
さらに、異変の原因は、王国を幾度も危機に陥れた古龍メル・ゼナの 出現によるものと推測されていた。
「…楽観できない状況ではあります。しかし、エルガドに渡り、必ず我らが解決しますので、 どうかご安心を」
「人手は、足りていますか?」
痛いところを突かれた。姫は優しく穏やかなお方だが、手に入った書物を片っ端から読み込むほどの 勉強家であり、また、疑問があれば専門家を呼んで、時間を惜しまず納得いくまで質問するなど、その可憐な見た目の内側に、炎のような情熱を秘めておられる。
そんな姫だから、現在、エルガドにおいて 騎士や調査隊員が不足していることもすでにお見通しなのだろう。
「正直なところ……」
口ごもっていると、チッチェ姬はいて私の手を取った。
そして、何も言わずに歩き出す。
その方角は、先ほどまで私が陸下に拝謁していた王の間だった。
「チッチェ、いま何と言いましたか?」
女王陛下は、衝撃のあまり玉座から立ち上がり、チッチェ姫に尋ねた。
「はい、お母様。わたくしもエルガドへ行く許可を頂きたいと申し上げました」
陸下は、娘の思いも寄らぬ言葉に、戸惑いの表情のまま私の方を見る。私は慌てて首を横に振った。
エルガドの人手不足を伝えはしたが、姫に来て欲しいとは言っていない。

サンブレイクアナザーストーリーVol2:「チッチェ姫の冒険」②

「チッチェ姫」
ここは、私が姫を翻意させなければ。王族それも第一王女を、調査の最前線に連れて行くなど許されることではない。
「どうか考え直してください。私たちがエルガドへ赴くのは王国のため。陸下と姫をはじめ、王国の民たちを護るためです。そこに姫が行くなど、本末転倒ではないですか」
私の言葉に、陛下はうんうんと頷く。普段は威厳を保つため引き締まった表情をしておられる 陛下だが、私や妹のロンディーネの前ではそれが容易に崩れる。涙目で慌てふためく陛下の姿は、 元々が小柄で童顔なこともあり、娘であるチッチェ姫と変わらないほどに幼く見えた。
「そ、そうですよチッチェ。そもそも、あなたがエルガドへ行って何をしようというのです。モンスターを狩ることもできませんしー」
「騎士の皆さんがクエストを受注するために、ギルドとやり取りをする役割が必要でして、それをやろうかと…」

チッチェ姫が答える。陛下は、理解が追いつかずにまた私の顔をご覧になった。
「クエストカウンターです。要するに、受付嬢をやると……」
私は姫が言わんとすることを代弁した。
驚いた。たしかにエルガドにおいて、 騎士や調査隊員の増員は急務だが、同様にギルドとの橋渡し役も多く必要なところだった。
そこに気づいておいでだったとは。
だが、王族を受付嬢にするなど、前代未聞だ。
チッチェ姫は一歩進み出て口を開く。
「お母様。わがままを言ってごめんなさい。ですが、ずっと苦しかったのです。騎士や 調査隊員が、危険な最前線で命をかけているのに、「王族だから」とそれだけの理由で、安全な王都で、頑丈なお城で、柔らかなベッドに寝て、おいしいご飯を食べて…」
「陛下も姫も、王国で最大の権力を持って政を差配するご身分です。 それは何も、苦しむようなことではありません」
私は姫の前に膝をついて進言した。陛下もそれに乗じて説得を試みる。
「あなたの優しさに、母は感服しました。しかし、ゆくゆくは私のあとを継いで王となるのです。皆を率いる役目があります」
「だからこそです」
陛下の言葉にも、姫は退かない。
「皆を率いる王になるからこそ、 危機に立ち向かう皆と共にあるべきだと思ったのです。このような事態であればなおさらのこと…。 城を出て、いろいろな文化に触れてみたいという好奇心も、なくはありませんが…」
ずっと、城の中で生活をしてきた姫にとって、エルガドは未知の世界。好奇心はあるだろう。
だが、それより
「王となるからこそ危機に立ち向かう皆と共にありたい」
という強い意志………
ああ、この人形のように小さくて愛らしいチッチェ姫が、これほどまでに民を思い、 為政者としての自覚を持っておられたとは。
「…よいでしょう、チッチェ」
とうとう、陸下も受け入れたようだった。

サンブレイクアナザーストーリーVol2:「チッチェ姫の冒険」③

「母が思っている以上に、あなたは強い姫だったのですね。もう、私が思うよりもずっと大人になっていた」
陸下のお言葉が乱れたのに気づく。頭を上げて陸下の顔を見ると、その類をボロボロと涙が伝っていた。
「チッチェ」
陸下は、愛する姫の名を呼んだ。涙をこぼしながら。しかし、笑顔を浮かべながら。
「お母様!」
チッチェ姫は陛下に駆けよってその涙を拭う。
「お母様、ごめんなさい。苦しませるつもりは…」
「苦しくはないのです。誇らしく思って…これは喜びの涙です。どうして私のような母から、あなたのような立派な娘が生まれたのでしょう」
「お母様のようになりたくて、日々努力した結果です。目標としていたお母様にとって誇れる娘になれたこと、チッチェはとても、とても嬉しいです」
チッチェ姫もまた、涙をこぼしながら言った。陛下が、姫を抱き寄せる。
私たちは心優しく、強く、誇り高き王と姫を戴いている、幸せな騎士だ。
―王国を護り抜く。
目の端に浮かんだ涙を拭いながら私は決意を新たにした。
「チッチェ」
陛下が、チッチェ姫を抱擁し、その御髪をいとおしげに撫でながら声をかける。
「受付嬢の資格を得るのは、容易ではないと聞きます。覚悟して、お勉強するのですよ」
そういえば、そのとおりだ。今から最短で資格を取れたとしても……。
「ご安心ください、お母様」
チッチェ姫は陛下に優しくほほ笑んで、そして次に、こう仰った。
「受付嬢の資格は、すでにもらっております」

観測拠点エルガド。その日、騎士も調査隊員も船乗りも、皆が緊張して「そのお方」を待っていた。
そこヘー
「……フィオレーネ」
ガレアス提督が船着き場を示しておられる。
その先に、船影が見えた。
「皆!」私は、騎士たちを集めて騎士団指揮所を出る。
「チッチェ姫がお越しだ!お迎えするぞ!」
調査隊員や船乗りたちが集まってくる。姫が受付嬢としてエルガドに着任する…それが今日だった。
間もなく、到着した船から出てきた姫の姿に、全員が驚嘆することになった。
あの、長く美しい髪をバッサリと切っておられたからだ。
服も、エルガドにいて目立つことない、質素なドレスになっている。
一同が、短くなった髪に驚いていることに気がついたチッチェ姫は、
「あ、お仕事の邪魔ですから、切って参りました。頭が軽くて、とても快適です!」
そう言って屈託のない笑顔を浮かべ、丁寧に一礼して
「本日着任しました、受付嬢のチッチェです! 皆さま、よろしくお願いいたします!」

サンブレイクアナザーストーリーVol1「フィオレーネの密命」

その日、観測拠点エルガドは慌ただしかった。新たなクエストの依頼がまとまって届き、 その対応に追われていたためだ。
「ルーチカさん!この書類はどうすれば…!?」
同僚のジェイが、山ほどの書類を抱えて私に尋ねてくる。
「それはチェック済みです。チッチェ姫のところに持って行って」
「了解です!」
作業を終えて、騎士団指揮所にて皆で一息ついていたところ、
「やあ、皆々、久しぶりだね!」
と、凛々しい声が響き渡った。声の主は、同じ王国騎士の ロンディーネ様。
我ら王国騎士のリーダー的存在であるフィオレーネ様の妹君である。
「ロンディーネさん!」
同僚のジェイが嬉しそうにその名を呼ぶ。
王国騎士の中でも最強と名高いロンディーネ様は、 多くの騎士から尊敬を集めている。無論、その尊敬の念は私も同じだ。
颯爽として、堂々。フィオレーネ様もロンディーネ様も、「騎士とはこうあるべき」という 見本となるご姉妹だ。いつもながらに、ほれぼれしてしまう。 ロンディーネ様は騎士の礼として、提督の前に来て姿勢を正した。提督は頷いて、
「……ロンディーネ、ご苦労」
と、船旅を終えて戻ったロンディーネ様を労われた。
「……しかし、ずいぶん突然だったな」
「そういえばそうですね! 何か急なご用事ですか!?」
ジェイが無邪気に尋ねる。 そのとき、私は提督の隣にいたフィオレーネ様の表情が強ばったのを見逃さなかった。
フィオレーネ様が、緊張しておられる。妹君であるロンディーネ様を前に、どうして…?
と、その答えは、ロンディーネ様からの次の言葉で早々に判明した。
「ふふっ。特に用事などないさ。よもやジェイは、私が姉上から何か「密命」を帯びてやって来たと疑っているのかな?」
ロンディーネ様の言葉に、騎士団指揮所が静まりかえった。
「いえ、特に…。そういうわけではないッスね…。はい」
普段は饒舌なジェイが、珍しく言いよどむ。
フィオレーネ様は…この世の終わりのような表情で天を仰いでおられる。
「ふふ。ならばいいさ! では姉上! 少々ふたりだけの時間を頂戴してもよろしいでしょうか?」
「…ああ」
フィオレーネ様は大きな溜息をつきながら、ロンディーネ様と指揮所をあとにされた。
「…えっと、ルーチカさん。今のは何だったんでしょう? 密命がどうとか…」
少しして、ジェイが不安げに尋ねてきた。
「あのおふたりのことです。特に気にする必要はないでしょう」
悪巧みをするような方々では断じてない。提督も同じお考えのようで、私の言葉に頷いて

同意を示してくださった。ジェイもそれを見て胸をなで下ろしたようだ。
騒ぎ立てるようなことではない。フィオレーネ様が戻ってくれば、いつもの騎士団指揮所に戻る。
――この時は、そう思っていた。

その後、仕事のあとの一服…ということで私は茶屋に足を運んだ。騎士団指揮所の高台で持ち帰ったうさ団子を食べる。それが私の至福のひとときなのだ。
「あら、あなたは――」
茶屋で注文を取りに来たのは、店主のアズキさんではなく、あのカムラの里の英雄「猛き炎」の 自室で身の回りの世話をしているルームサービスのアイルーさんだった。 「今日は、アズキ様のお手伝いでございますニャ! 旦ニャ様はクエストに出てお留守でして、
お部屋は、フィオレーネ様とロンディーネ様が旦ニャ様の許可を得て使っておられますので!」
密命がどうとか仰っていたし、おふたりで何か大事な話をしておいでなのだろう。
「でしたら、うさ団子とお茶を二人分、お願いします」 長くなるかも知れないし、軽食を差し入れることにした。
茶屋で買った食事を持って、私は猛き炎が自室として寝泊まりしている王族用の船室へ向かう。
カムラの里の英雄を迎えるにあたって失礼がないようにということで用意された場所だった。

ノックしようとしたところ、扉が少し開いていることに気づく。そのすき間から、ロンディーネ様の声が漏れ聞こえてきた。
「姉上! こちらが「ムーファ人形」です!」
モコモコの毛をまとった愛らしい動物が、ロンディーネ様の手からフィオレーネ様に渡された。
「おお! 素晴らしいぞ、ロンディーネ!なんという愛らしさだ!」 目を輝かせながら人形を受け取ったフィオレーネ様は、いとおしげにギュッと抱きしめ、 満面の笑顔でほおずりする。
「ふふっ、今日からおまえも、私の部屋の一員だ」
それは、どこにでもいる一人の可愛らしい女性の姿だった。私たちが見たこともない、 無邪気で、優しいお顔……。一方の私は、完全に入るタイミングを逸して困っていた。 のぞき見はよくない。しかし、この差し入れをどうしよう…などと思案している間に、「密命」は着実に 進行していく。ロンディーネ様は、次々と袋から物品を取り出して、フィオレーネ様に手渡していった。
「こちらが「コロコロガルク」それに「招きアイルー」、そして「カムラの双こけし」です」
受け取るたび、フィオレーネ様は子どものような笑顔を浮かべ、ひとつひとつを大事に抱きしめる。
「そして、こちらで最後です。ご覧ください、「アイルーダルマ金』!」
「こ、これも手に入れてくれたのか!」 私は、どこか切なく、そしてフィオレーネ様に申し訳ないという気持ちになっていた。
常に冷静に、威厳を保ち、王国騎士たちの先頭に立って王国を護らなければならない。

それは、どれほどの重圧であろうか。妹に「密命」とまで伝えて、隠れてでなければ、好きなものを好きと言って笑うこともできない。そうさせている貴任は、フィオレーネ様を「騎士の理想」と仰ぐ我らにもある…。
私は騎士団指揮所に戻ることにした。 このことは、秘密にしておこう。この可愛らしい密命を明らかにするのは、フィオレーネ様の日々の努力を壊すことになる。私が心に締まっておけば、それでいいことなのだ。
「フィオレーネさん。このぬいぐるみ、旅の途中で手に入れたものです。どうぞ」
「いよぉ、フィオレーネ! このブンブジナの人形、キミにプレゼントだ。息を吹き込むとどこまでも膨らむぞ! さあ、膨らませてくれ! 今すぐに!」
「フィオレーネ! わたくしの鞄のヌイグルミとおそろいです! ぜひ受け取ってください!」
指揮所に戻った私は、「密命」について秘密にしておくつもりだった。秘密にしておくつもり だったのだが…二人分の軽食を持って戻った理由を提督に問われ、言葉に詰まったのがよくなかった。 提督にそんなつもりはなかったのだろうが、言葉に詰まった私を見て眉をひそめられた瞬間、覇気に圧倒されてすべて喋ってしまったのだ。結果、その話は、一緒に報告を聞いていたジェイを経由してエルガド全体の知るところになった。そして「フィオレーネ様にもっと笑顔でいて 欲しい!」と、皆が可愛いものを見つけては指揮所にやって来て、フィオレーネ様にプレゼントしていくようになったというわけだ。
「困る…!」
最初はそう言って遠慮していたフィオレーネ様だったが、最近はやや戸惑いながらも受け取るようになられた。
「毎日毎日…これでは部屋が埋め尽くされてしまうな」
その日も、手にいっぱいの「可愛いもの」を、袋にしまいながらブツブツと仰っている フィオレーネ様。
でもその表情はとても穏やかで、私は嬉しくなる。
…と、 「……フィオレーネ」
提督の声に、フィオレーネ様は背筋をピン伸ばして振り返った。
「はっ! 申し訳ありません。少しばかり気を抜いてしまいました」
「……いや、その程度のことは構わんが…」
「では、何か…」
「……何でもない。もらったものは、大切にな」
その言葉に、フィオレーネ様は嬉しそうに笑う。
「はい、もちろんです」
提督が背中に隠し持っているのは、お手製のフクズクのヌイグルミ。 もう何日もこんな感じで、渡せないままでいらっしゃる。
提督から頂いたとなれば、どれだけフィオレーネ様が喜ばれることでしょう。
早く、渡してあげてくださいませ。

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  • バグ:我ら楽土がかぞいろは
  • 我ら楽土がかぞいろは
  • 我ら楽土がかぞいろは
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  • 強化マガイマガド
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  • 敬愛の襟巻
  • 年末4種イベント
「Version3.6」関連
  • ヌシ・タマミツネ重大事変弓装備例
  • ヌシ・タマミツネ重大事変
  • ビシュテンゴ最大冠
  • モンハンライズUSJコラボ
  • 大タル爆弾G設置場所
  • PV第2弾
  • 称号・ヌシの心
  • 咆哮回避テクニック
  • 正月限定イベント予想
  • サンブレイク追加要素
  • サンブレイクプレイ条件
  • ロンディーネさん
  • 金獅子パーティナイト!
  • ダイバー衣装
  • ソニックシリーズ
  • リング集め
  • ヌシ・レイア事変
  • チャレクエ06
「Version3.5」関連
  • 大地激高
  • ソニックコラボ告知
  • ★7 百竜夜行:龍虎カムラ夜討
  • ヌシ・アオアシラ弓装備
  • ヌシ・アオアシラ重大事変
  • 翔け抜けるデザイア
  • チャレンジクエスト05
  • 魔界村コラボ
  • ギルドクロスシリーズ
「Version3.4」関連
  • 雷神再臨
  • MHRISE Steam版
  • 風神再臨
  • 暴君の背くらべ
  • 夫婦喧嘩
  • モンハンライズSUNBREAK予想
  • TGS2021情報
「Version3.3」関連
  • 青い頼れる相棒!
  • チャレンジクエスト04
  • モンハンライズSUNBREAK
  • TGS2021
  • ニンダイE4
  • ロックマン11コラボ
  • 狩猟音楽祭2021
  • 爆鱗爆砕
  • 炎帝、熱砂の地を見下ろす
  • 砂漠のヤツカダキ
  • モンハンライズコラボこけし
  • 8/27:Ver3.3コラボ強化ラージャン
  • 8/27:Ver3.3コラボイベント
  • 8/27:Ver3.3チャレンジクエスト03
  • Version3.3追加スタンプ絵柄一覧
  • 8/26:Ver3.3概要と不具合修正項目
「Version3.2」関連
  • ライダーズコラボ第3弾
  • 8/20:強化クシャ討伐イベント
  • 武器使用率ランキング
  • 称号:ライバルの心
  • 百竜夜行:魅惑のパレード
  • チャレンジクエスト02
  • 太陽は昇る
  • 有料DLC:スタンプ
  • Ver3.2概要
「金冠収集」関連
  • 金冠コンプ
  • ヌシの弱点
  • ヌシ・ディアブロス金冠
「弓」関連
  • 装填速度
  • 弾道強化
  • 飛翔にらみ撃ち
「小ネタ・便利技」関連
  • マカ錬金再抽選
  • お団子ビルドアップ
  • ロード時間短縮方法
  • カムラチケット効率収集
  • コレクト型オトモン
  • 強運と幸運
  • 探索特化装備
  • お団子スキル
  • ビスマス結晶
「勲章収集」関連
  • Ver3.0追加勲章
  • Ver2.0追加勲章関連
  • Ver1.0追加勲章関連
  • 釣りスポット
  • カムラのNPC
  • 金霊テントウ1000
  • 金シラヌイカ
  • 肉焼き勲章
  • クリア後のやり込み要素一覧
「Version3.1」関連
  • ストーリーズ2連動特典
  • シャドウアイ
  • 称号・ゴウケツの心
  • 夜の湿地で化かし合い
  • 絆の護石
  • 泥の爺とポップカルチャー
  • 捕獲ライン自動定型文
  • 有料DLC:ソメバナ
  • Version3.1概要
「Version3.0」関連
  • ストーリーズ2コラボ
  • 称号・シノビの心
  • 雪風に舞う
  • バルファルク弓装備
  • バルファルク周回
  • Ver3追加弓一覧
  • Ver3有料DLC
  • チャレンジクエスト01
  • 人魚竜投げキッス
  • フライトブラスト対策
  • 鉄柱対策
  • 百竜武器の重ね着
  • バルファルク防具性能
  • 高難度クエスト
  • 更新概要
  • 新型スイッチ情報
「Version2.0」関連
  • 知略の眼鏡
  • 称号・モノノフの心
  • 影のナルガクルガ
  • 掛け軸と称号
  • Ver2有料DLC
  • Ver2金策
  • 練達の羽飾り
  • Ver2追加弓
  • Ver2重ね着一覧
  • イベクエ第1弾
  • ブリゲイド装備
  • ヌシ・クエスト出現条件
  • 3種の古龍弓
  • テオ装備
  • クシャ装備
  • 封眼装備
  • ナズチ装備
  • ダマスク装備
  • バゼル装備
  • 追加装飾品
  • 防具の上限強化解放
  • 更新概要
「Version1.0」関連
  • 雷神龍素材収集
  • ゲーム内怪挙動
  • マルチプレイと生命の粉塵
  • 自動定型文
  • 装飾品収集
  • 装飾品収集
  • 毒クモリ
  • ディアブロス
  • 男女別名前の異なる装備
  • オロミドロレア素材
  • マガイマガドレア素材
  • 交易船解放
  • 力の爪と護符
  • クリア後のやりこみ要素
  • 製品版クリア
  • 製品版里クリア
「体験版・製品発売前」関連
  • 特典アイテム一覧
  • LANアダプタ
  • 売上予想
  • ハチミツ配布
  • 金のマガイマガド
  • 体験版マルチマガイマガド
  • 体験版マルチマガイマガドTA
  • TDジャンル
  • CM
  • 発売前インタビュー
  • 卓上カレンダー特典
  • 武器使用率ランキング
  • スペシャルエディション
  • オプション設定メモ
  • デラックスキット
  • タマミツネ
  • 体験版概要
  • スイッチの購入
  • amiibo
シナリオ最短攻略チャート
  • シナリオ10時間:#0
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「第5弾大型アプデ」関連 &人気記事
  • 公式ビジュアルガイド
  • DLCセール
  • やりこみ総決算
  • アプトノス運用
  • 太陽の咆哮・月輪の咆哮
  • キングジャッジメント
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  • 行動:リオレイア希少種
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  • 10/28やることまとめ
  • 【ターン】ミラボレアス攻略
  • 【探索】二つ名の巣
  • 10月21日やることまとめ
  • 高難度ミラボレアス対策オトモン
  • ミラボレアス攻略
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  • 6属性3すくみ:最強オトモン
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  • Lv99
  • 効率良いレベル上げ
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「第4弾大型アプデ」関連
  • 今後のアプデ予想
  • 特技検証:黒炎王
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  • ターン:黒炎王
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  • 10/7更新一覧
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  • ティガ希少種特技検証
  • TGS2021情報
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  • ティガ希少種装備
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  • 攻略:ティガ希少種
「難関ボス行動パターン」関連
  • ミラボレアス攻略
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  • 攻略:ティガ希少種
  • 敵情報:キリン亜種
  • 敵情報:天眼タマミツネ
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  • 青電主ライゼクス・攻略
  • 燼滅刃ディノバルド・攻略
  • マム・タロト攻略
「第3弾大型アプデ」関連
  • 9/16:サブクエスト一覧
  • 9/16:★9 銀峯ガムート
  • 9/16:★9 天眼タマミツネ
  • 9/16:ターンガムート
  • 9/16:レアな巣のタマゴまとめ
  • 9/16:四天王の巣
  • クリティカル発動率
  • パーフェクトガード
  • 根性スキル
  • 超レア遺伝子:太陽の咆哮
  • 検証:キリン亜種
  • 検証:天眼タマミツネスキル
  • 武具:キリン亜種
  • 武具:天眼タマミツネ
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  • オトモン:キリン亜種
  • オトモン:天眼タマミツネ
  • オトモン:銀峯ガムート
  • 大型アプデ第3弾告知
「第2弾大型アプデ」関連
  • 8/19:追加サブクエスト一覧
  • 青電主ライゼクス・攻略
  • 燼滅刃ディノバルド・攻略
  • マム・タロト攻略
  • マム装備
  • 今後のアプデ予想
「第1弾大型アプデ」関連
  • ライダーズコラボ
  • ガルクの探索
「レベル上げ・金策」関連
  • 初期絆遺伝子量
  • 金策方法
  • Lv99
  • 効率良いレベル上げ
「共闘探索クエスト」関連
  • ビンの王冠効率収集
  • 共闘探索をソロで遊ぶ手順
「竜の拠り地」関連
  • 竜の拠り地・攻略
  • 竜の拠り地・裏
  • ミラボレアス武器性能
「おすすめオトモン・絆遺伝子」関連
「勲章コンプ・図鑑埋め」関連
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