2023年5月25日の「PlayStation ShowCase」において、ソニーさんより『PS5本体からWi-Fi経由のリモートプレイでゲームをストリーミング再生できるデバイス「Project Q」を2023年後半に発売する』と発表されました。

そして、2023年8月23日の情報では、リモート機の正式名称が「PlayStation Portal リモートプレーヤー」に決定し、価格は「29980円(税込)」、2023年11月15日発売と報じられました。9月29日(金)から予約受付中となります。

今回は、PS5リモート接続機(ストリーミングデバイス)「PlayStation Portal リモートプレーヤー」の現在までに各種メディアで報じられた情報を元に紹介致します(୨୧ ❛ᴗ❛)✧

PlayStation Portal リモートプレーヤー

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PS5のリモート専用機情報PlayStation Portal リモートプレーヤー

特徴 詳細
正式名称 PlayStation Portal
リモートプレーヤー
製品価格 29,980円(税込)
発売時期 2023年11月15日
モニタサイズ 8インチ(HDスクリーン)
(17.68cm x 20.32cm)
最大フレーム 最大60fps
推奨Wi-Fi速度 最低5Mbpsのブロードバンドインターネット接続環境が必要。よりよいプレイ体験のためには15Mbps以上の高速な接続環境推奨
バッテリー時間 4時間
総重量 ???

PS5リモート接続機(ストリーミングデバイス)の正式名称は「PlayStation Portal リモートプレーヤー」に決まりました。

製品名は結構長めの印象ですが、短縮すると「PSPリモートプレーヤー」といった感じでしょうか。過去に発売された「PSP」の名を冠しますが、スイッチのようにスタンドアロンでのプレイではなく、PS5を遠隔(リモートプレイ)するデバイスになります。

PS5のリモート専用機情報「製品価格」について

主な本体 通常価格(税込)
PS5本体
(通常版)
60,478円
PS5本体
(デジタル・エディション)
49,478円
PS5コントローラー
DualSense Edge
ワイヤレスコントローラー
29,980円
PSPリモートプレーヤー 29,980円
スイッチ本体
(有機EL版)
37980円

「PSPリモートプレーヤー」の価格は「29,980円」になります。
PS5本体やスイッチ本体(有機EL版)の正規価格と比較すると、リモート専用のデバイスにしては少し高めかなといった印象を受けました。

PS5のリモート専用機情報:PlayStation Portal リモートプレーヤー ですが、PS5コントローラー単体の販売価格を調べると「29,980円」もするみたいですので、コントローラー部分に液晶もついて考えるとお値打ちかもしれません。

PS5コントローラー(単体価格)については、押し込み検知の「アダプティブトリガー」などの機能があるから高いのかもしれません。FPSゲームなど銃のトリガーの検知は逆にやりづらい印象はありますが、FF16プレイ時の大きな扉の開閉や柵を上げる動作のトリガー検知は好印象でした。

PS5のリモート専用機情報「画面サイズ」や「重量」について

PS5リモート接続機(ストリーミングデバイス)

「PSPリモートプレーヤー」のモニタサイズは「8インチ(HDスクリーン)」となっています。

スイッチのモニタサイズが「6.2インチ(1280×720)」ですので、それよりも大きめのサイズになります。

PS5本体同梱のコントローラーはスイッチのように着脱できないため、写真にあるよう“デバイス+コントローラー(込)”での発売になりそうです。

8インチの横幅が「20.32cm」でPS5コントローラーの左右グリップ部分が5cmx2でしたので写真にあるコントローラー込の本体幅は「30cm」近くになるかと思われます。

モバイルデバイスでもあるので「重量」についても気になるところですが、先行体験された「ファミ通」さんや「RealSound」さんの記事を見ても具体的な重量についての記載はありませんでした。モバイル機器なのでここが一番気になるところですが…*><*

PS5リモート接続機(ストリーミングデバイス) 具体的な重量についての記載はありませんでしたが「RealSound」さんの体験記事では『すっきりとした見た目で、意外と重量も軽い』といったコメントもありました。確かに、上面から見ると思った以上にスリム(コントローラーのL1+L2部分より本体幅は薄い)感じになっていますので、見た目よりも重量は軽いのかもしれません。

ただ、PS5コントローラー自体重厚感がある設計になっていますので、実際に手に持ってみないとなんともなところはあります。
2023年11月15日発売とありますので、TGS(東京ゲームショー)2023での展示などもあるかもしれません。

PS5のリモート専用機情報「バッテリー時間」について

そして、重量と並びモバイル機器として気になるのが「バッテリー時間」ですが、
こちらは『4時間』となっています。

もちろん使い方次第で消耗時間はさらに短くなる可能性はありそうですが、モバイル機器にしてはちょっと短いかなといった印象があります。

約4.5~9.0時間 ※遊ぶソフトによって、持続時間が変わります。 例えば『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では約5.5時間です。 ※目安の時間です。使用状況によって、短くなることがあります。

任天堂公式サイトスイッチ有機ELモデルのバッテリー時間を見ると上記表記となっていました。

リモート専用機器で、常にネットワーク接続下にある分、バッテリーの消耗時間なども激しいのかもしれませんが、もう(+1h~2h)くらいところではあります。

PS5のリモート専用機情報「推奨Wi-fi」速度について

「PSPリモートプレーヤー」の「推奨Wi-fi」速度については「最低5Mbpsのブロードバンドインターネット接続環境が必要。よりよいプレイ体験のためには15Mbps以上の高速な接続環境推奨」となっています。

ホームネットワークだけでなく、外出先からもプレイ可能ですが、体験レポートを見ると『FPSや格闘ゲームなど少しのラグで勝敗を決するゲームでは不向き』といった記載もありました。

スマホのスペックや通信状況によって大きく変動しますが、4G回線のテザリング利用で「最大100Mbps(下り)」ですので、15Mbps以上の要件はクリアできます。

ですが、過去記事のタブでも書きましたが、前に外出先でノートPCからPS4のリモートプレイで、モンハンワールドをプレイした際はカクツキが凄かったので、出先の通信状況で左右されそうです。

外出先からのリモートプレイするなら、1人で楽しめるRPGのようにレベル上げ/金策といった単調作業なものや、モンハンであれば、ソロ狩りや探索(素材収集、調査orカムラ)pts収集)などが良いかもしれません。

一方で、ホームネットワークの場合、速度は安定するようですので、ご家族の誰かにリビングのTVを占有されている時やスイッチのようにゴロゴロしながら遊ぶのには良いかもしれません。

気になる「総重量」については情報分かり次第追記したいと思います。

◆参照・参考サイト様

PS5版モンハンも携帯機器で遊べる!?PS5のリモート専用デバイスの噂

2022年にはさまざまな新しい携帯型ゲーム機が登場し、携帯ゲームが一層の盛り上がりを見せる中、ソニーが「PlayStation」(PS)ファン向けに新たな選択肢の提供を検討している可能性がある。同社は「Q-Lite」という携帯型デバイスを開発中と報じられている。

Insider Gamingの米国時間4月5日の記事によると、この新しい携帯型デバイスは、専用ゲームが開発されるような独立したプラットフォームではなく、「PS5」のゲームをリモートプレイするためのものになるという。

ソニーにコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
同社の新しい携帯型デバイスに関するうわさは、4月に入ってから流れていた。Giant BombのJeff Grubb記者は4日、PlayStationのクラウドゲーミングデバイスに関する計画について、ツイートしていた。

ソニーが携帯型ゲーム市場に最後に投入した製品は、2012年の「PlayStation Vita」だった。この製品は7年間提供されたが、2019年に後継機の予定もないままにその製造を終了した。

PS5には「PS4」と同様に、独自のリモートプレイ機能が搭載されており、PS5またはPS4のゲームを、ノートPC、コンピューター、スマートフォンでプレイできるようになっている。PlayStation用の新しい携帯型デバイスには、PS5用ワイヤレスコントローラー「DualSense」の多くの機能が搭載される見込みで、さらに最適化されたユーザー体験を提供できるものになる可能性がある。

情報引用元: 「CNET Japan」様

以下は、本製品が発表される前に書いた記事となります。

ソニーさんのポータブルゲーム機というと「PSP」や「PSVita」などがありましたが、今回話題となったニュースは、PlayStation5をリモートでプレイするための専用機という趣旨のものになります。

過去の携帯機と違って、単独で動作するものでなく飽くまでPlayStation5を所持されていることが前提となるようです。

PS5版モンハンも携帯機器で遊べる!?:PS5のリモート専用デバイスの噂 引用記事にもありますように、PS5をリモートプレイするなら、ノートPCでも可能ですし、既にこういったパッド一体型ゲームPCは、ASUSさんの「ALLY」をはじめ続々とリリースされています。

PS5専用のリモート機器(仮称)では、コントローラーの「DualSense」などにも対応という部分が差別化要素としてあげられています。説明文を読む限りリモート特化の最低限の機能を盛り込んだという意味で、シンクライアント的なイメージが強いですが、従来のポータル機に比べるとリモート専用機ということであればお手頃価格になりそうな気がしています。

ただ、リモートプレイの一番の問題は「通信状況によるラグやカクツキ」ですね…(৹˃ᗝ˂৹)

スイッチのようにスタンドアロンでプレイできるわけでなく、拠点(お家)のPS5本体にアクセスするため、外出先での回線次第の面がでてきます。

前に旅先からモンハンワールド(PS4)の元旦イベントをリモートプレイして記事を書いたことがあります。クエストはクリアできましたが、回線速度などの影響でカクツキが酷かった覚えがあります…。

あと回線問題以外の細かい点をあげるなら、”リモート起動する際ポータブル機と接続先(PS5)双方の電力を消費する”という点でしょうか。リモート起動時以外は基本スタンバイモードになるので、長時間遊ぶ時以外はあまり気にしなくても良いかもですが。

STARLINK ORDER ですが、PS4→PS5から一気にハード性能もアップし、モバイル用通信回線も4G→5G→6G…と日進月歩で進化していて、さらに2022年10月からは日本でも「スターリンク(衛生通信)」サービスを利用できるようになりました。
スターリンク導入により回線速度が遅い地域でも比較的安定した通信が可能となり、特に標高のある山岳地域や離島といったデジタル・ディバイド問題が提起されている地域で使えるのは大きいです。ただし現状移動中の利用は禁止のようです。

PS5リモートプレイ また、こちらは外出先の話しで家庭内Wifi環境下(LAN通信)であればリモートプレイは比較的安定していました。ですので、スイッチのポータブル切り替えのように「ご家族の誰かがテレビを使われて据置プレイができない時」や「自室でゴロゴロしながら遊びたい時」などは使えるかもしれません(⑅•ᴗ•⑅)♪

※ノートPC(SurfaceGo3/ブラウザ複数窓表示)からリモートプレイ(LAN)によるPS5モンハンライズのマルチプレイで遊んでみましたが、断線や画質劣化なく遊べました。回線契約などは変えていませんが、PS4の時よりもリモート通信の安定性もアップしている印象がありました。専用携帯機なら通信面含め最適化されているかもしれません。

メリット デメリット
家庭内の安定した
WiFiなら
PlayStation5のゴロゴロプレイも可能
外出先の通信回線度
によっては
プレイ困難な時も
リモート専用機のため
お手頃価格になりそう
プレイ時は携帯機と
PS5本体稼働分の
電力を消費

今後どういった機能が盛り込まれるかによって内容は変わってきますが、ここまでの内容(メリット/デメリット)をまとめると上記のようになります。

PS5版モンハンも携帯機器で遊べる!?PSP/PSVitaのモンハン作品

モンハン20周年記念予想:ポータブルシリーズ:4作品
タイトル 対象機種 リリース日
モンスターハンター
ポータブル
PSP 2005/12/1
モンスターハンター
ポータブル 2nd
PSP 2007/2/22
モンスターハンター
ポータブル 2nd G
PSP
iOS
2008/3/27
2014/5/8
モンスターハンター
ポータブル 3rd
PSP
PS3(HDver)
2010/12/1
2011/8/25
モンスターハンター
フロンティアG
PC/XBOX360
PS3
WiiU
PSVita
2013/4/17
2013/11/20
2013/12/11
2004/8/13
モンスターハンター
フロンティアZ
PC/XBOX360/
PS3/WiiU/PSVita
PS4
2016/11/9
2016/11/20
モンハン日記
ぽかぽかアイルー村
PSP 2010/8/26
モンハン日記
ぽかぽかアイルー村G
PSP 2011/8/10
アイルーでパズルー PSP 2012/7/19

ソニーさんの携帯機器リリースのモンハンシリーズは、PSPリリースの「モンハンポータブル」シリーズや「アイルー村/パズル」、PSVitaの「モンハンフロンティアG/Z」などが過去リリースされています。

その後は「3G」「4/4G」「X/XX」が3DSでリリースされるなど、”モンハンと言えば友達同士で持ち寄って遊ぶポータブルゲーム”というイメージを持たれている方も多いかもしれません。
ワールド/アイスボーンは「1~3」の頃のように据置き機になり、「ライズ/サンブレイク」は据置き/ポータブルを兼用できるスイッチでのリリースとなりました。
逆にバイオシリーズは一貫して据置機のイメージですね。

最近はSteam(PC)など含めたマルチプラットフォームで展開されることが多いですが、もし次回のモンハン新作が据置主体の「PS5」をメインハードとしてリリースされる場合であっても、リモート専用機により外での回線問題はありつつもスイッチのようにポータブル兼用で用途に応じ遊ぶことができるかもしれません(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°

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