2023年9月に正式配信が予定されているモンハンの位置情報ゲーム「モンハンNOW」ですが、現在は、抽選待ちによる「クローズドβ」参加フェーズで、カプコンさんとNianticさんの方でSNS投稿含む画像投稿など堅く禁止されており、厳しい監視体制の元注意喚起がされております。

そんな、モンハンの位置情報ゲーム「モンハンNOW」ですが、今後クローズドβフェーズが落ち着き「オープンβ」のフェーズに入るとSNS投稿や配信なども解禁される“可能性”があります。
(あくまで可能性のため今後の流れは公式SNSなど要確認となります)

「オープンβ」「正式リリース」でSNS投稿や動画配信解禁となった場合でも、モンハンNOWをはじめとした位置情報ゲームは、リアルと連動したMAPの映り込みなどによっては“個人情報の特定(家バレ)”など通常の配信と比べ「潜在リスク」も多いです。
「モンハンライズ」になって動画配信者さんも一気に増え、ツイッターのコメント傾向を見ると『学校から帰って遊ぶ!』など中学生、高校生など未成年のプレイヤーさんも多く見受けられます。

それもあって、今回は「モンハンNOW」のSNS投稿や配信解禁後の注意点などを「NISC(内閣サイバーセキュリティーセンター)」発信の「ポケモンGo」の事例などを踏まえ紹介したいと思います。

モンハンNOW位置情報ゲーの注意点

モンハンNOW位置情報ゲーの注意点歩きスマホ

モンハンNOW位置情報ゲーの注意点:歩きスマホ
画像引用元: 「Wikipedia」様

先ずは「歩きスマホ」です。

これは位置情報ゲームだけでなくソーシャルゲーム全般で問題視されている“マナーの問題”です。
つい先日も地下鉄の細い通路で「歩きスマホ」をされているおじさんがいてギリギリのところでかわしたのですが、回避した際に一瞬視界に入った画面は同じ位置情報ゲームである「ドラクエウォーク」でした…。

位置情報ゲームは、リアルマップと連動していて、実際に“歩きながらモンスターや素材を見つけて”といったゲーム要素を含み、ついつい夢中になりがちになるため要注意です。

モンハンNOW位置情報ゲーの注意点不法侵入・危険区域の立ち入り

モンハンNOW位置情報ゲーの注意点:不法侵入・危険区域の立ち入り
画像引用元: 「Amazon」様

続いては「不法侵入・危険区域の立ち入り」です。

立ち入り問題については「ポケモンGo」サービス開始後にもニュースとなっていました。「モンハンNOW」でも侵入禁止の柵(工事現場など)がある場所に時間湧きのレアモンスターのシンボルが発生なんて状況があるかもしれません。そういった場合も不用意に立ち入ってしまわないよう注意です。

あとは、マンションなど共同施設で動画撮影をする際も、映り込みによっては他の方のプライバシー侵害になる恐れがあります。ライブ配信する際は周辺の建物などにも注意を払い、動画をアップする際は映り込んだ建物(個人を特定できる住居)などをぼかしてアップするなど加工処理などを施しておくと良いかもしれません。

モンハンNOW位置情報ゲーの注意点家バレ、職場バレ、ストーカー被害

スマホゲーム「モンスターハンターNOW」」:
クローズドβテスト開始日
画像引用元: 「TECHNOEDGE」様

続いては「家バレ、職場バレ、ストーカー被害」です。

位置情報ゲームで一番怖いのがこちらではないでしょうか…。
(こうしたリスクもあってガイドラインが定まるまで、β版での投稿を厳しく監視されているかもしれません)

リアルMAPと連動しているため、ゲーム上のMAP画面から個人宅などが特定されるリスクもありますので、SNSでMAP画面を投稿する際や動画をライブ配信される方は特に注意です。

また、キャラ名(ハンター名)に本名などを入れると、身元がバレる恐れがあるので極力「HN(ハンドルネーム)」を利用するようにしましょう。有名な配信者さんの場合、ゲームのHNと別にされた方が良いかもしれません。

また、ソーシャルゲームをライブ配信される方の注意事項として度々あがるのが「課金時=クレジット決済時」の身元バレです。
ライブ配信中は細心の注意を払っている方も「レア古龍登場で急いで討伐アイテム購入しなきゃ!」といった状況になり、うっかり決済画面が映り込む…なんてことも往々にありそうなため要注意です。

モンハンNOW位置情報ゲーの注意点NICSC注意喚起
(内閣サイバーセキュリティーセンター)

モンハンNOW位置情報ゲーの注意点:NICSC(内閣サイバーセキュリティーセンター)注意喚起
  1. 個人情報を守ろう
  2. 偽アプリ、チートツール注意
  3. お天気アプリは必ず入れよう
  4. 熱中症を警戒しよう
  5. 予備の電池を持とう
  6. 予備の連絡手段を準備しよう
  7. 危険な場所には立ち入らない
  8. 会おうという人を警戒しよう
  9. 歩きスマホは☓ですよ
情報引用元: 「NICSC」様

こちらはNICSC(National center of Incident readiness and Strategy for Cybersecurity)「内閣サイバーセキュリティーセンター」の方で「ポケモンGo」プレイヤーさん向けに発信された注意喚起です。

SNS投稿や動画ライブ配信時の注意事項など含まれていない部分もありますが、モンハンNOWも「Nianticさん」開発の位置情報ゲームで共通項も多そうですので事前に目を通しておくと良いかもしれません。

この中ですと、既に対策されている方も多いかと思いますが、最近のスマホのカメラ設定では撮影時のExif情報に撮影した場所などGPS情報も含まれているため、住所を特定されるリスクがあります。(※Twitter、LINE、Instagramなどでは投稿時にExif情報は削除する仕様にはなっています)。ですが、いつ仕様変更になるか分からないため、気になる方は、端末側のプライバシー設定でカメラアプリのGPS設定をOFFにしておきましょう!

6月でサンブレイクのタイトルアップデートも一段落しますが、カプコンさん側もエクスパンションビジネスを見据えて展開されているため、次回のモンハン新作やモンハン20周年に向け、暫くは「モンハンNOW」のプロモーションにフォーカスされていくかと思います。

特にモンハンは人気IPで動画配信も盛んですので、スマホゲーム(位置情報ゲーム)の潜在リスクなど、あらかじめ抑えておき、小さなお子様にプレイさせる際はお父さん・お母さんの方で事前にスマホ設定などチェックされておくと良いかもしれません(୨୧ ❛ᴗ❛)✧

  1. 歩きスマホ」による事故
  2. 不法侵入・禁止区域」の立ち入り
  3. 共同施設(個人が特定できる住居etc)」でのプライバシー配慮
  4. MAP画面からの「家バレ、職場(学校)バレ、ストーカー被害
  5. H.N(ハンドルネーム)」でリスク回避
  6. 課金(クレジット決済)」の氏名映り込み注意
  7. カメラ撮影時の「GPS情報付与設定」はOFFに!

今回紹介したリスクをまとめると上記のようになります。
このあたりは「カプコンさん」「Nianticさん」側で、配信ガイドライン織り込みの注意喚起が今後順次行われていくかと思いますので公式アナウンスの方も合わせてご確認ください( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

6/13以降も「クローズドβ:随時募集」となっていますので、繰り上がり当選しても暫く配信やSNS投稿などNGの状態が続きそうですね。